ロイヤルクイーンおよびピエーロの復活設定を軸に、メルヘンランド住民と、プリキュアたちの交流などを描いた話でした。
その主題のほかにも、ロイヤルクイーンと五人のかけあい(?)など、色々と楽しめた話しでした。
皇帝ピエーロを撃退した五人とキャンディ兄妹は、ロイヤルクイーンに謁見(?)します。しかし、巨大な像と化したロイヤルクイーンは呼びかけに一切反応しません。
最初は五人もまじめに心配していましたが、そのうち、「もしもーし」「ヤッホー」などと呼びかけ出します。さらに、みゆきが「ロイヤルクイーンさまは寝起きが悪いんだ」とボケをかまし、やよいが自分の寝起きの悪さから同感する、などというギャグかましてしまっていました。
やよいの寝起きの話が、エイプリルフール話の冒頭とうまく合っているのは巧いと思いました。
その後、五人はメルヘンランドの町中に行きます。前々回では全員引きこもっていましたが、ロイヤルクイーン復活の兆候が出た、という事なのか、住人たちは元気に生活していました。
しかし、そこに五人が現れると、住人たちは怖がって逃げ出します。その対策として、ポップは、変化の術を用いて五人を妖精の姿にしました。
かつて、無印で似たような状況が発生した際、なぎさは「自分の妖精姿」を想像して怖がっていました。
しかし、今回の五人は、特に驚くこともなく、お互いを可愛いと言い合っていました。その違いが、性格によるものなのか、世代によるものなのか、ちょっと気になりました。
さらに、みゆきの提案で、「妖精らしく、語尾に何かつける」という決め事までしていました。
みゆき・やよい・なおは、それぞれ自分の名前を語尾にします。さらに、みゆきは、あかねに「やねん」、れいかに「です」と語尾につけるよう、設定して(?)いました。
一方、そして妖精の姿になった五人は、メルヘンランドの住人たちと交流します。
メルヘンランドの住人は童話のキャラクターがモチーフとなっており、常に作中のキャラとして動いているようです。アリババだったら「開けゴマ」で宝の洞窟を開け、浦島太郎の亀だったら水辺で困って助けた人に玉手箱を渡します。
これが彼らの「日々の仕事」なのだろうか、とちょっと気になりました。
そして、皆でお菓子の家に行きますが、みゆきがくしゃみをした表紙に、変身が解けます。妖精たちは再びおそれますが、みゆきと交流していた「長靴を履いた猫」の行動がきっかけで、打ち解けることができました。
その会話の中で、「ミラクルジュエル」の存在が出てきました。
一方、バッドエンド王国ですが、れいかにKOされたはずのジョーカーはあっさり回復し、先週再封印されたピエーロの種(?)を発見します。そして、ずっと気絶していた三幹部にエネルギーを与えて回復させていました。
この回復ぶりおよび冷静な動きを見ると、前回、れいかに倒されたことや、その後のピエーロ再封印なども、彼にとって想定の範囲内だったのでは、とも思いました。果たして、どうなのでしょうか。
さらに、ウルフルンに「デカッ鼻」を与えた上に、これまで幹部にも隠していた「ミラクルジュエル」の存在を明かし、奪取を命じていました。
そして、プリキュア達と妖精がミラクルジュエルについて話している所にウルフルンが現れます。
そして、お菓子の家をデカッ鼻でスーパーアカンベー化しました。その力は凄まじく、プリキュア達も歯が立ちません。一方で、この「スーパーアカンベー」は敵味方の区別がつかないようで、ウルフルンも一緒にふっ飛ばされていました。
みゆきと、あかねはそれぞれ必殺技を出しましたが、それらも全然通用しません。その後も苦戦は続きますが、先週同様ペガサスの力が発動し、レインボーバーストでスーパーアカンベーを撃退しました。
そして、再びロイヤルクイーンと謁見し、今の回復度では、まだペガサスの力を出すことしかできない、という情報を得ます。その後、皆に見送られながら、メルヘンランドから帰る、という所で話は終わりました。
シリーズ定番の「妖精たち故郷紹介」+設定説明話でした。ただ、プリキュア達が妖精の姿になって溶け込もうとする、というのは珍しいと思いました。また、繰り返しになりますが、「ナギップル」を思い出しました。
設定説明が多く、絵も一部ではかなり粗さを感じました。まあ、時期的に仕方ない所があるのでしょう。
しかしながら、あまり時間がありませんでしたが、各キャラの描写は色々と楽しめました。たとえば、「妖精ルール」ネタですが、かなり嫌そうに「やねん」を使っていた、あかねと、変身が解けた後も、ただ一人「妖精語尾」を使い続けていた、れいかの対照的な描き方は、特に印象に残りました。
また、ロイヤルクイーン関係の真の設定を知った、れいかが「道のりはとても長そうです・・・」と座右の銘を用いて表現したのを聞いた時は、キャラ作りの徹底ぶりに感心させられました。
他にも、ロイヤルクイーンを前に寝起き話をする、みゆきと、やよいや、闘いが終わった後に「謁見」した際にもそのネタをひきずった、あかねなど、細かいところで面白い描写があった話でした。
さて次回は五人が海に行く話です。そこの海の家で、あかねとなおが商売で張り合い、続いて海辺の球技、さらにはプリキュアとなっての戦闘中まで張り合いを続ける、とのことです。
予告を見ると、どうもその張り合いの延長で、二人の協力必殺技が誕生する、という感じです。今回、スーパーアカンベーに個々の必殺技が通用しなかった、という描写がありましたが、その対抗策となるのでしょうか。
日常話の意地の張り合いが、新技に結びつく、という展開になるのでしょうか。もしそうだとしたら、これまで以上に凄い話になる事でしょう。今から大いに期待しています。
あと、みゆきと、れいかは二人の張りあいに巻き込まれる一方で、やよいは一人日陰でくつろいでいました。その三人の描き方もまた、楽しみにしています。