なかよし2012年9月号

 「スマイルプリキュア」は、先月の続きで、アニメ23話の戦闘シーンだけを抜粋していました。
 かなり端折った展開になっており、マジョリーナもなんの説明もなしに若返っていました。漫画でしか見ない人は、これが誰だか分からなかったでしょう。
 各キャラの台詞も、戦闘に関するものばかりでした。
 というわけで、先々月までの漫画版が面白すぎただけに、よけい拍子抜けさせられました。
 まあ、次回からは元に戻ってくれるのでしょうが・・・
 なお、単行本のほうは「まるごとスマイル!」という題名で8日に発売とのことでした。これだけは、大変嬉しく思いました。

 「君が好きとかありえない」がついに連載となりました。しかしながら、前回の予告ではその旨は書いておらず、今月号の表紙にも何も書かれていませんでした。
 作者のコメントなどを見ても、決まるまで、かなり紆余曲折があったようです。そのへんは引っかかりましたが、とりあえず連載が決まった事は目出度い限りです。
 話のほうですが、宮原が、かなでと名前を呼び合いたい、という願望を実現すべく頑張ります。例によっていろいろ失敗しますが、最後はついに、お互いを名前で呼び合い、キス寸前まで行く、という流れでした。
 かなり、かなでとの距離は縮まっているにも関わらず、「人魚水着」なるものを作ってドン引きされた挙句、かなでの友達に呆れられる、というあたり、宮原の「本能への忠実さ」の描き方が面白いと思いました。
 あと、名前を呼べずに照れまくって困っている、宮原を見た、かなでが漫画の話を振る、というのも、彼女の良さが上手く描かれていると思いました。また、その時、敬語に切り替えたあたりも、面白いと思いました。
 その後、無人島(?)に流されるのですが、寂しがる、かなでを元気づけようと、砂浜に「はちみつベイベ」で、かなでが一番好きな場面を描く、というのも面白いと思いました。また、そこから念願の「名前で呼び合う」に持っていったのも上手いと思いました。
 そして、本物の人魚が新聞を読みながら愚痴っている、というオチも作者ならではのセンスがよく出ていて笑えました。
 かなり目立たない形での連載となりましたが、ぜひともそのハンデを跳ね返し、なかよしの看板作品にまで登りつめてほしいものです。

 「恋と軍艦」は前半が香菜とアイドルとの映画撮影ネタで、後半が晶の原稿ネタでした。自分的には、後半のほうが印象に残りました。さらにその後、町長から入市のピアスについて、かなり危ない説明がサラリと出てきていました。
 この町長というキャラの奥深さ・不思議さを改めて感じさせられたオチでした。

 「さばげぶっ!」はモモカのダイエットネタでした。その類いの話の定番ネタを組み合わせたような感じで、普段のキレはあまり感じることができませんでした。
 「わたしに××しなさい!」は晶がブラックモードに入っていました。ある意味、今まで内に秘めていたものが出た、と言えるのかもしれません。
 その流れで、フラグが立ちつつあったマミと喧嘩別れしたりもしていました。そのマミが知り合いの不良に襲われかける、という所で次回の引きとなっていました。
 晶にとってはえらく割の悪い流れですが、どう挽回するのでしょうか。
 「地獄少女R」は長きに渡る曲闇村編の完結編でした。とりあえず、最後は有無を言わさず「地獄送り」にしている地獄少女一味が、探偵のように証拠集めをしたのには笑いました。
 最終回になった「ARISA」ですが、緑の扱いが、「長きにわたり悪逆の限りを尽くしていたのにも関わらず、主人公との最終決戦で悪の道に染まった過去を語る事により敗北後は善人として扱われる、『北斗の拳』などの悪役」に通じるものがあり、懐かしさをおぼえました。
 あと、最後を「二人の願いを携帯に書き込む」で閉めたのは、これまでの設定との兼ね合いから、どうなのだろうかと思いました。同時に、「王様ゲームの設定って、地獄少女と同じだな」と数年間読んでいて初めて気づきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です