Suite第45話

 OP前に2分使って前回のダイジェストをやっていました。「1月のプリキュア」でのOP前にはよくある事ではありますが、ここまで長いのはあまり記憶にありません。
 そして、前回メイジャーランドに行ったノイズは、あっという間に王宮以外の全土を石化します。まあ、映画版で部下ができたことなので、親分にとっては朝飯前なのでしょうが・・・。

 その情報を知ったアフロディーテは、開口一番「このことをプリキュアに伝えないと・・・」と言っていました。相変わらず、異世界の住人である響や奏を、自国の警察みたいに思っているようです。
 しかし、その時既に、ノイズは王宮に達していました。仕方なくアフロディーテは、自らの力でバリアを出してしのぎますが、すぐに突破されてしまいます。
 そこにプリキュアが登場し、ベルティエなどで攻撃しますが、まとめて弾き返されます。
 勝ち誇ったノイズは、過去の音吉・クレッシェンドトーンとの闘いおよび、復活を目指してメフィスト達を洗脳した話をします。ただ、いずれも既に放映されている事だけで、特に新事実などはありませんでした。
 それを聞いて、アコとエレンが相次いで怒って攻撃しますが、いずれも跳ね返されます。前々回の響の時もそうでしたが、なぜ四人がかりで勝てていないラスボスに、一人で攻撃しようとするのか不思議です。
 そこに音吉が「宇宙戦艦調べの館」ともども登場しました。そして、パイプオルガンかを演奏すると、艦橋から波動砲みたいな光線が出てきました。
 それにあわせてプリキュアもスイートセッションアンサンブルクレッシェンドを放ちます。ノイズは地に伏しますが、そこから底力を出しました。そして、音吉が「まさかここまでノイズが力をつけておったとは・・・」と驚くと同時に、調べの館は崩壊します。
 そして、音吉はノイズに捕らえられます。アコが助けようと飛びつきますが、巻き込まれるのを防ぐため、自らその手を放し、封印されてしまいました。その封印された姿は、「銀河鉄道999」で機械伯爵の家に剥製として飾られた鉄郎の母みたいでした。宇宙戦艦ヤマトに続く、松本零士氏ネタなのでしょうか。
 勝ち誇るノイズに対し、プリキュアは四人同時攻撃を見せます。全員でドロップキックを入れた後、今度は腕を使って攻撃するのですが、そこでアコがエルボー・ドロップをかましたのが妙に印象に残りました。
 さらに、四人揃ってのパッショナートハーモニーを放ちます。この時、久々に「ハーモニーパワー」という言葉を聞きました。それはともかく、四人の力が強いのか、これまで与えたダメージが大きかったのか、ノイズを倒しかけます。
 しかし、ここでファルセットが加勢に入ったため、勝利とはなりませんでした。さらに、ノイズは四人を封印しようとします。ここはクレッシェンドトーンが身を呈して守りましたが、代わりに封印され、音吉と並んで剥製(?)になってしまいました。
 そして、傷ついたノイズがファルセットと共に去り、話は終わりました。

 シリーズが始まって以来、「1月のプリキュア」はラスボスとの闘いに終始し、話の中身はかなり薄くなっていました。そんななか、一昨年から、その基本パターンは維持しながらも、最終決戦の中に、さまざまな人間模様を織り交ぜ、闘い主体ながら、話自体も面白くする意図が伝わるようになっていました。
 しかし、今回の展開は、悪い意味で先祖返りしていました。見所と思えたのは、四人同時攻撃時の描写と、波動砲→剥製(?)と、松本零士氏ネタを完遂した音吉くらいでした。
 あと、OPにも登場し、前半から伏線として描かれ続けていた「音吉のパイプオルガン」がここまであっさり敗れ去るさまを見たときは、「凝った設定ばかり作るが、役に立っていない」という本シリーズの悪い意味での特徴を象徴していると思いました。
 また、今回、響と奏の台詞がノイズに対する敵意と、闘いに対する鼓舞的なものがなかった、というのもこれまたこのシリーズらしい、と思いました。
 次回は、王宮崩壊と、バスドラ・バリトン仲間化が描かれるように感じです。本シリーズにおいて、トリオ・ザ・マイナーには、色々と楽しませてもらいました。その最後の見せ場でも楽しめることを願っています。

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