謎の声に導かれてメイジャーランドに響・奏・エレン・ハミィが行くところから始まります。ハミィの作った虹の道(?)を登って行くのですが、それを下からトリオ・ザ・マイナーが見ていました。
話の流れからして、前回からの続きかと思ったのですが、前話のラストで逃げって行ったトリオ・ザ・マイナーがいた、という事は、翌日以降の話だったのでしょうか。
そして、三人はそれをメフィストに報告し、メイジャーランドに乗り込んでプリキュアを倒しに行くと言います。しかし、メフィストは「あそこに行くならプリキュアは終わりだ」と不敵に笑い、出撃を認めませんでした。
そして、四人はメイジャーランドの上空に着きます。ハミィが「名所案内」をするのですが、「ここはハミィが幸せの歌を唄うコンサート会場ニャ」に始まり、自分の楽しい思い出のあった場所、さらには本人が嫌がるにも関わらず、セイレーンが迷子になった「恥ずかしい思い出」の場所を紹介していました。
前回の「自己紹介方法で嘘を言う」に続く「セイレーンいじり」でした。味方になってから、明らかにハミィのセイレーンに対する言動が変わっていますが、何か心境の変化でもあったのでしょうか。
そしてアフロディーテの謁見した三人は、「魔境の森」に響を呼び続けていた「クレッシェンドトーン」が、伝説のアイテム「ヒーリングチェスト」に封印されている事、およびその場所には強大な敵がいる事を告げられます。
なお、味方に戻ってから初の対面であるにも関わらず、アフロディーテがエレンに語りかける場面はありませんでした。
そして、アフロディーテの力により、三人はフェアリートーンなしで変身し、「魔境の森」に向かいました。
しかし、「魔境の森」に入り込んだ三人は、その魔力により、それぞれ別の場所に飛ばされます。そして、それぞれ色違いのモアイ像が三体現れ、闘いを挑んできました。
その頃、メフィストは、「どんな強靭な心の持ち主でも、あの森では闇に心を奪われ、闇のしもべとなった。この俺も」と、自分が「悪堕ち」した過去を語っていました。
つまり彼は、はかつてメイジャーランドの戦士で、この森で洗脳されたという事なのでしょう。という事は、このモアイは「真のラスボスの手下」と思われます。
それはともかう、モアイたちは、肉弾戦さらには、口から血のような液体を吐く攻撃などで、三人を苦しめます。さらに、例の「洗脳ハマグリ」を三人の耳に取り付けました。
そして、「悪のノイズ」が流れます。すると、響は唐突にテレパシー(?)能力を発揮し、違う空間にいる奏に対し「聞こえてる?」と語りかけます。
さらに、自分が奏と仲直りでき、再び一緒にピアノを弾けるような事の嬉しさを語りました。
続いて、エレンにも仲間になれた嬉しさを語ります。その響による言葉の力で、洗脳ハマグリはあっさり破壊されました。
その効果のためか、三人は同じ空間に集まります。しかし、モアイも三体合体して巨大化し、ハミィとフェアリートーンを捕らえた上に、その攻撃で、三人の変身を解除させてしまいました。
そして、ハミィ達の事を、「こんな下らない命のために、自らの命を犠牲にするとは愚かな奴だ」と言います。すると、それを聞いた三人はその発言に怒り、絶対許せない」を発動します。そして、三人でのパッショナートハーモニーでモアイを倒しました。
すると、魔境の森は消え去り、周囲と同じのどかな風景になりました。さらに、空中には扉が、手元には巨大な鍵が現れ、扉を開けると、中から「ヒーリングチェスト」およびその中にいた「クレッシェンドトーン」が現れました。そして、ヒーリングチェストの力で、フェアリートーンの消耗をあっさり回復せました。
そして、アフロディーテの謁見の後、ヒーリングチェストを渡されます。それを持って三人が夜の加音町に帰り、アフロディーテが「あの三人ならヒーリングチェストの力を使いこなせるかもしれない」とつぶやく所で話は終わりました。
「フレッシュ」以来恒例となった、「通常の敵と闘わずに新技を得る話」でした。そして、最後はクレッシェンドトーンとヒーリングチェストを入手して「めでたしめでたし」となります。ある意味、ひたすらフォーマットに沿って描かれた話、という感じでした。
また、前回に続いて、セイレーンとの友情をことごとく否定するような発言をするハミィの「心境の変化」が気になった話でもありました。
今回の最重要部分は、洗脳ハマグリを耳に付けられた響が、変身中であるにも関わらず、「奏・・・」と呼びかけた場面かと思われます。過去のシリーズでも、「重要な場面では変身中に本名で呼ぶ」という演出を行っていました。
それ自体は悪くないと思います。ただ、それをやるなら、やはりエレンへの語りかけは、響きでなく、ハミィにさせるべきでは、と思いました。あの描写だけを見ると、一人で行けばあっさり洗脳されるが、仲間がいれば、急にテレパシーが発動し、どうにでもなってしまう、と解釈せざるをえませんでした。
そんななか、印象に残ったのは、パッショナートハーモニーの扱いでした。考えてみれば、この技は一度も破られた事がありません。第5話まで普通に必殺技として一度も破られずに使っていたのに、ベルティエの登場により、「お蔵入り」になった技です。
その後、ベルティエを使った技は何度か破られました。にも関わらず、エレンが加わったとはいい、メフィストを洗脳したほどの敵を、一発で倒してしまったわけです。改めて、パッショナートハーモニーの凄さに驚かされた話でもありました。
次回は、新アイテムの「ヒーリングチェスト」の使用方法説明みたいな話になりそうです。そのへんは毎度の事なので仕方ないと思っています。
その一方で、題名の「ワオーン」に連動して(?)和音が話にからんでくることおよび、予告絵で見た「驚いたエレンの口に猫セイレーンが描かれる」など、興味深い部分が多々ありました。そのあたりがどう描かれるかを楽しみにしています。