時計塔から始まります。「キュアミューズ=セイレーン説」が間違っていた事を理由にバスドラがリーダーを解任され、再びセイレーンが任命されました。そのセイレーンが考えた作戦は、その「誤解」を利用した、「キュアミューズに化ける」というものでした。
なお、バスドラとファセットはこのリーダー再交代に対し、特に反応を示しませんでした。内心、どう思っていたのだろうか、と気になりました。
一方、響と奏は、ふたたびミューズの正体について論じ合っていました。奏が、ミューズの特徴を言うのですが、それを聞きながら、響は似顔絵を描き、自分の絵が上達したと自画自賛していました。
そんな響に呆れながらも、奏は奏で、「キュアミューズは王子先輩」という説を主張します。そして、学校でピアノの練習をしている王子を外から見ていたのですが、そのうち、「王子が自分を守るためにミューズになった」みたいな妄想で頭が一杯になり、口に出して一人芝居を初めてしまいました。
呆れた響が立ち去っても、気づかずに妄想芝居を続ける奏に、王子が話しかけます。慌てて我に帰った奏ですが、何とか「王子先輩はミューズですか?」と尋ねました。しかし、王子は呆れるばかりでした。
さらに、二人の奇行は続きます。「声をかけて反応すればミューズだ」などと響が行って、いきなり別のクラスに入って「おはよう、ミューズ!」と言ったりしました。さらに、昼休の放送室に乱入し、「ミューズ」に対して放課後、屋上で待っている、などと呼びかけます。
そして屋上で実際に待ち、見物に来た生徒に笑われたりしました。その後、聖歌が現れ、二人は「まさか?」と言いますが、単に彼女は見物に来ただけでした。そして、クッキーを差し入れ、「その時が来たら、彼女も名乗りでてくれるはずよ」と言いました。
見物というのは建前で、部の後輩が奇行を連発するのを心配して来たのでは、と思いました。最後の言葉も、遠まわしに「もうやめなさい」と、言っているように思いました。
一方、その頃、海で音符探しをしていたハミィは、セイレーンの化けたミューズに会います。そして、ドリーとレリーが偽物とは気づかず、響と奏に伝えに行きました。
そして、二人が来ると、偽ミューズは「ハミィと二人で音符を揃えた。楽譜を完成させるためにはモジューレが必要だから渡してほしい」などと言います。言っている内容はもちろん、いきなり話だした事や、今までの「代弁者」であるドドリーがいないなど、怪しさ大爆発ですが、二人ともコロッと騙されます。
そして、渡したモジューレを海に捨てられ、セイレーンの出す五線紙みたいなロープに縛られました。しかし、その時に、本物のミューズが現れ、二人を助けます。
そして「ミューズ対ミューズ」になりますが、本物は「首輪」を見て、あっさりと正体がセイレーンである事を見抜きました。セイレーンは見抜かれた事および、自分の名前を知っている事に驚きながらも変装を解きます。そして、海中のワカメに音符がついているのを見つけ、ネガトーン化しました。
一方、響と奏は、フェアリートーンの力もあり、拘束から脱し、先に捕まっていたハミィも助けます。そのハミィの力であっさりとモジューレは元に戻り、二人は変身しました。
そして、奏が響に向かってネガトーンを投げ飛ばし、そこにカウンターみたいな形でベルティエで攻撃してダメージを与えます。続いて、アルペジオとピアチューレの同時攻撃で止めをさしました。
闘いが終わり、二人はミューズに仲間になってくれ、と言いますが、ドドリーは「今はまだその時ではない」と言い、ある時期が来たら正体を明かすという含みを持たせて去りました。
それを思い出しながら響は「ミューズは私たちの大切な仲間」と言い、それを受けた奏が「いつか本当の姿を現してくれるわ」と言います。そして最後にハミィがボケをかまし、二人が苦笑するところで話は終わりました。
ミューズの正体探しでボケまくる二人を描いた「ギャグ回」でした。この類の話は歴代シリーズでも何度かありました。ただ、全員がボケ役でツッコミが一人もいない、というのはかなり斬新な描き方だと思いました。
なんか、奏が音楽室前で行った「大ボケ」に触発された響が、「本物のボケを見せてやる」といった感じで隣のクラス、さらには全校生徒相手にボケをかました、というようにも思えました。
あからさまにおかしい「偽ミューズ」にあっさり騙されたのも、そのボケの延長だったのでしょう。
ところで、ミューズ登場から4話目になりました。最初の2回はほとんどミューズ一人で敵を倒し、響と奏は止めだけ、という感じでした。それに対し、前回と今回はあまりミューズは前面に出ませんでした。「新キャラは登場直後が最強」という法則によるものなのでしょう。ただ、傍から見ると、バスドラが作ったネガトーンのほうが、セイレーンが作ったネガトーンより強い、というようにも見えました。
次回は、王子の誕生日話です。サイトの予告によると、王子には「僕の姫」と呼ぶ存在がいるとのことです。おそらくはペットなのですが、それがセイレーンなのかが気になりました。
また、予告画像でも、王子がエレンをお姫様抱っこしたり、奏とエレンが痴話喧嘩(?)する場面がありました。また、戦闘シーンにおいても「バナナの皮で滑って転ぶ」みたいな超古典的なギャグがあるようです。いろいろな意味で期待大です。