Suite第13話

 バスドラがミューズに「セイレーン!」と呼びかけ、それに振り向いた、という前回の引きから始まります。
 翌日、奏の家でその話が出ます。ハミィはセイレーンの事を褒め、プリキュアであって欲しい、と言います。響と奏はある程度同意しつつも、「ではなぜ悪事を?」と疑問を持ちます。
 それに対し、ハミィは「二人の絆を強めるため」などとかなり無理のあるこじつけを言っていました。

 一方、時計塔ではセイレーンが荷物をまとめて唐草模様の風呂敷に入れ、別行動宣言をしていました。バスドラ、さらにはメフィストにも問いただされますが、「キュアミューズ疑惑」はあっさり否定しました。また、マイナーランド側から離れる意志もないようです。
 それはともかく、なぜ唐草模様のいわゆる「泥棒風呂敷」なのか気になりました。フレッシュプリキュアでタルトも愛用していましたが、プリキュアの妖精界では、いまだにこれが最新の流行なのでしょうか。
 そして街に出たセイレーンは、ハミィと出会います。またも「ミューズ疑惑」言われ、怒って否定していました。その直後、ちょっとイッている野良猫に絡まれ、風呂敷を落とします。
 そこに現れた響と奏が野良猫を追っ払います。セイレーンは去りましたが、残った荷物を見たハミィは風呂敷の中に「思い出の楽譜」がある事に気づき、喜びます。
 これはかつて、ハミィが歌姫のテストを受けるとき、ライバルであるディーバに騙されかけ、それをセイレーンが助けた時に使った楽譜とのことでした。それを元に、二人が幼なじみでずっと仲が良かった事、セイレーンが歌の師匠みたいな存在だった事、ハミィの歌を聞き、セイレーンが感動の涙を流した事などが明かされました。
 そこに、セイレーンが戻って来ます。最初はハミィにきつい事を言っていましたが、ハミィに「今でも親友だと思っている」と言われると、思わず涙ぐみました。
 それを見た二人は、「北条サクラ」が響に「親友だよ」と言われて涙ぐんだ事を思い出します。そして、セイレーンの心が優しいことを確信しました。
 これで、ハミィとセイレーンの雰囲気は和やかになり、このまま仲直りできそうに思われました。しかし、そこに変装したバリトンとファルセットが現れ、ネガトーンが出た、と言って、響・奏・ハミィをおびき出します。
 残ったセイレーンの元に、ディーバとメフィストが現れ、歌姫試験で、ハミィがセイレーンにニセの楽譜を渡されたと言った、などと言い出します。それでもセイレーンは「私はハミィを信じます」と言いますが、洗脳装置を耳につけられ、それを信じこまされてしまいました。なお、唐突に現れたディーバはメフィストの操る紙人形でした。
 ここで、メフィストが「アフロディテに聞いた」と言い、それをセイレーンが疑わなかったのは少々気になりました。メジャーランドでは二人がそのような「関係」である事が普通に認識されているのでしょうか。
 一方、おびき出したファルセットとバリトンが正体を表し、そこにバスドラ、洗脳されたセイレーンが合流します。音符はバスドラが見つけ、「思い出の楽譜」につけますが、「いでよネガトーン」は久々にセイレーンが言っていました。
 さらにセイレーンは、エレンに変身し、攻撃に加わります。響と奏は劣勢になりますが、そこにミューズが現れました。セイレーン説が有力になっていたため、敵味方とも驚きますが、ドドリーは「今は私の正体などどうでもいいドド」などと言っていました。
 三人目登場という事で、突如形勢が逆転します。そして、響が奏を放り投げてその勢いで蹴りを叩き込み、弱ったところを響のアルペディオをとどめ、という形で勝利しました。
 しかし、闘いの後も洗脳効果は残っており、エレンは「思い出の楽譜」を破壊し、ハミィに打倒宣言をして去って行きました。
 悲しい展開に、ハミィは月を見上げています。途中で語られましたが、これはかつてセイレーンに「泣きたいときは月を見るといい」と教わった事による習慣でした。その一方で、セイレーンも同様に月を見上げる、という所で話は終わりました。

 ハミィとセイレーンの設定紹介が主題となっていました。メイジャーランドにいた頃のセイレーンの真面目さと優しさがよく伝わってきました。
 で、なぜセイレーンがマイナーランドに行ったかがそろそろ明かされそうな感じです。今回の話から考えると、ハミィの歌に感動したものの、敗れた事および手助けした事をちょっと後悔したところを、メフィストにつけこまれて洗脳されたから、なのでしょうか。
 今後、このハミィとセイレーンの友情復活が、初期の響と奏に続く二番目のテーマになるのだろうか、と思った話になりました。
 あと、回想などで出てきた新キャラ・ディーバの性格のねじくれ具合も気になりました。前回のアフロディテの態度とあわせ、「メイジャーランドの正体」に関する伏線なのでしょうか。
 次回は、奏がミューズの正体を王子だと想定して動く話のようです。また、セイレーンが偽ミューズになる展開のようでもあります。そろそろ、ミューズの正体ネタに決着がつくような話になることを願っています。

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