Suite第11話

 冒頭、相変わらず、セイレーンは月を見ながら、王子の事を思い出してみました。前回、いさかいがあったバスドラに声をかけられるも上の空、という感じです。そこに、メフィストが現れ、セイレーンをリーダーから解任し、バスドラを後任としました。
 これまでの「トリオ」から位置関係が変わるだけに、残りの二人がどう反応するかが気になりましたが、普通に「リーダー」と歌いながらバスドラを歓迎していました。

 一方、響と奏は街で買い物中に、「音楽じまん大会」が今度の日曜に開催される、という話しを、おばさんから聞きました。NHKのど自慢の演奏版のようです。なぜ他局ネタなのか、というのが気になりました。別に「題名のない演奏大会」でも良かったと思いますが・・・。
 それはともかく、開催の数日前に告知がされる、という事に、響はちょっと驚きます。しかし、おばさんは、その疑問に答えず、「加音町の住民たるもの・・・」などとバイオリンを取り出していました。
 すると、奏が、響に、ピアノで一緒にでないか、と誘います。響はあっさり「いいよ」と答えますが、奏は最初から思い込んでいたらしく、断られた反応を見せました。そして、響が肯定した事に気づくと、喜びのあまり、響に抱きついていました。
 街中でやや突拍子もない行動のようにも見えます。まあ、それだけ、響と一緒の演奏を披露したい思いが強かった、という事なのでしょう。
 そして、その晩、響の家でピアノの練習を行いました。手が疲れ、夜になった、という事もあり、響はもう終わりにしようと言います。しかし、奏は既に家に電話済みでした。その後、朝まで練習していたとのことですから、その時点で、奏は徹夜および泊まりこみを予定していたようです。
 そして翌日の開催日となりました。登場の必然性はほとんどないのですが、聖歌・アコ・和音と、名前のある女性キャラが一式が次々と登場します。要は、「この三人がキュアミューズである可能性がある」と示唆するためなのでしょう。
 ただ、和音の言動には驚きました。先週の時点では、響同様の助っ人専用運動部員だと思っていましたが、どうやら、熱烈な響の「追っかけ」だったようです。
 また、聖歌と和音が休みの日に制服で来ていた事も少々意外でした。第1話で名前があるのを見たときは重要キャラ化と思っていたのですが、実は私服のデザインをしてもらない、という位置づけなのでしょうか。

 しかし、開始時刻になっても、「音楽じまん大会」のスタッフ・機材が出てきません。響が不思議に思った所にバスドラが現れ、不幸のメロディを歌いだしました。
 そして、一連の企画が、音符集めのためのでっち上げだという事を明かします。ポスターもバスドラお手製だったとのことでした。
 いくらなんでも、作戦として稚拙だとは思いますが、加音町の人々がみな引っかかったので、結果的に成功となった、という感じです。
 同時に、連絡先も書かれていないポスターを見て真に受ける加音町の人々の意識はいかがなものかと思いました。悪質商法や詐欺師がこの街に目をつけたら、かなり大きな被害額になることでしょう。
 そしてバスドラは、時報の演奏人形を凶悪化させたうえで、シンバルについていた音符をネガトーン化します。
 その演奏人形のせいで、二人は本来の動きができません。ところが、その状況で、突如オカリナの音が鳴り、塔の上に黒ずくめで覆面にマントという姿のキュアミューズが現れます。
 バスドラ達は、攻撃を仕掛けますが、ミューズは軽々とかわします。それを見た、奏は「なんてリズミカル。しかも、ネガトーンのリズムを完全に読んでいる」などと動きを見切っていました。
 その間に、音吉が演奏人形を「修理」し、二人の力が戻ります。そして、ミューズが動きを止めたネガトーンに、奏がミュージックロンドで止めを刺しました。
 相変わらず、塔の上にいるミューズの脇にフェアリートーンがいる事に二人は気づきます。しかし、二人がお礼を言うものの、彼女は何も話しません。代わりに、フェアリートーンである・ドドリーが代わりに事故紹介し、さらに二人に対して仲間と思っていない事などを宣言していました。
 その晩、戻ってきたセイレーンに対し、バスドラはどこにいっていたかを尋ねますが、彼女は答えずに去ります。その後姿を見て、バスドラが「怪しい・・・」と言う所で話は終わりました。

 奏が、響と連弾することに対しの思い入れの強さがよく描けていたと思いました。肉屋での、断られる事を覚悟で声をかけた所および、了解を得たところの喜びぶりなどに、それが伝わってきました。さらに、あらかじめ徹夜する気まんまんでピアノの練習に臨んだあたりにも、何としても二人での演奏を成功させたい、という意欲が伝わってきました。
 このあたり、日頃の響との友情や、プリキュアとしての仲間意識だけとは違うものがあると思いました。おそらくは、子供の頃に響のピアノに憧れており、その響との連弾を披露できる喜び、というものがあるのでは、などと思いました。
 あと、新リーダーとなったバスドラの態度の変化ぶりも面白く描けていると思いました。今回は、他の二人はおとなしく従っていましたが、今後この尊大さが続いたときにどうなるのか、気になっています。
 一方、後半の主題である、「キュアミューズ登場」ですが、何か淡々と進んだ感じででした。正体については次回以降に持ち越しのようですが、あまり「正体ネタ」で引っ張らないでほしいと思っています。
 ただ、次回については、予告を見る限り、いろいろと笑えそうな映像がありました。そちらのギャグは楽しみにしています。

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