なかよし2011年3月号

 新連載となった「スイートプリキュア」はキャラと設定を紹介するという、オーソドックスな「第1話」でした。
 響はスポーツ万能で奏はお菓子づくりの達人、しかし、奏は響の動きを熟知しているので、足の早い響をあっさり捕まえることができる、という設定です。
 帰り道でも喧嘩をしている二人ですが、二人の想い出のレコードを、ネコ型の敵・セイレーンの手によって、怪物・ネガトーンにされてしまい、プリキュアに変身しました。

 変身後も二人の不仲は続きましたが、ネガトーンにされたレコードをバカにされた事への怒りで息があい、「プリキュアパッしょなーどハーモニー」で勝利しました。
 闘いが終わり、想い出のレコードを聞きながら、昔を思い出し、仲が良かったあの頃に戻れたらいいな、という二人でしたが、次のコマでは、闘いの「反省会」でまた喧嘩が始まる、というオチでした。
 設定紹介なので、まだ二人の人となりなどは分かりません。ただ、一瞬だけ和んだ時に「昔に戻りたい」と言う台詞は気になりました。仲良くしたいが、それができない何かが二人にある、という事なのでしょうか。
 当然、その対立の原因および仲直りの過程がアニメ・漫画とも序盤の主題になると思います。今後、そのあたりがどう描かれるのか、期待しています。

 「GOGO!なかよし団」は、宇都宮にあるカルビーのポテトチップス工場見学という、社会科見学モノでした。ギャグとしては、ゲストの菊田みちよさんが、「宇都宮」と「富士宮」を混同する、というのが印象に残りました。
 ただ、ウィキペディアを見たら、菊田さんは茨城出身との事なので、さすがにこれは創作のようです。
 メインはポテトチップスの製造工程の紹介でした。異物混入を防ぐための厳重装備は、自分の仕事とちょっと関係があるので、印象に残りました。
 そして、タナカ氏による「なかよし団」とカルビーのタイアップ企画立案、というボケのあと、「女の子向けの甘口のポテトチップス」の紹介がありました。
 女の子の味覚は分かりませんが、「甘いポテトチップス」が売れるのだろうか、という疑問は残りました。また、タナカ氏のボケ企画で描かれた「なかよし団カード」のデザインにハタノさんのセンスがにじみ出ていて感心しました。特に、安藤なつみさんの飼い犬を「レアカード」にしたのには笑えました。

 新連載の「非科学常識ケータイくん!」ですが、今回から登場したライバルキャラの美々杏の描き方が印象に残りました。以前の作品では、どのキャラも同じ描き方をしていましたが、今回は、描き分けにかなり力をいれているように感じました。もちろん、絵そのものの技術向上もあるのでしょう。
 また、絵だけでなく、性格描写も面白く、今後が楽しみです。ただ、「最新の携帯」を自慢するなら、美々杏にはスマートフォンを持たせるべきなのでは、とも思いました。

 連載2話目の「恋と軍艦」は、前半は「41歳の町長に恋する、少々勘違い気味の香菜」をコミカルに描いており、恋する相手の年代を除いては、オーソドックスな「なかよし漫画」なのだろうか、などと思っていました。
 ところが、後半になると雰囲気は一変します。友人の家にいったら、そこには18禁漫画が何冊もある、という唐突な展開になります。さらに、それがきっかけで、前話に迷い込んだ男である入市の家に行くと、いきなり、デリヘル嬢と間違えられる、驚異的な流れになりました。
 まさか、なかよしで風俗をネタにした話を見ることになるとは、夢にも思いませんでした。まあ、自分も小学6年の時には性産業の存在くらいは知っていたので、とりわけ驚くことでもないのかもしれませんが・・・。
 今後も、このようなとんでもないネタを連発するのでしょうか。あと、入市の描いた漫画の「スケベ道」という、ギャグマンガみたいな題名も印象に残りました。差支えのない範囲で、この漫画の中身の描いてほしいものだ、と思いました。

 連載3回目の「さばげぶっ!」ですが、いまだに本格的なサバイバルゲームをやっていません。過去2話にもその傾向はありましたが、特に今回の展開を見ると、「女の子のかわいさをお楽しみいただくのが目的」という、なかよし版「じょしらく」なのだろうか、とも思いました。
 「わたしに××しなさい!」は、ついに時雨が告白しました。その前に、水野を晶に押し付けるような場面もありました。これで実は、一連の言動も全て時雨の計算だった、というオチだったらすごいと思うのですが、残念ながらそんな感じではなさそうです。
 「ARISA!」は、サブタイトルを「これが本当のマッチポンプ」としたほうがいいのでは、と思ったほど、「マッチポンプ」を地で行った話でした。
 シリーズ二作目の「リンキョウリンプンテンシャホウ」は、前回同様、掴みどころのない話でした。連載を前提としての掲載かとは思いますが、実現しないほうがいいようにも思えます。
 「地獄少女R」は、ちょっと陰口を言っただけで地獄送りにされた、木並プロデューサーが悲惨なだけの話でした。

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