HeartCatch第39話

 冒頭、妖精たちが植物園でキュアフルミックスを飲みながら、前回のスーパーシルエットの事を回想して喜んでいます。そして、シプレ・ポプリはそれぞれのパートナーにお礼をしたいと言いました、それを聞いた、コフレも、えりかにお礼することを考えます。
 そして、えりかを喜ばせる事を考えながら帰宅しようとすると、えりかが「大ピンチだよ」と言い、変身を始めます。
 協力したものの、沙漠の使徒がいないことをコフレは不思議に思います。しかし、えりかは気にせず、続いてマリンタクトを取り出します。

 改めて、敵の存在を確認するコフレに対し、えりかは「マリンタクトの浄化する力で、部屋を掃除したい」などと、とんでもない事を言い出します。なんでも、さくらに掃除しないとおやつ抜き、と言われ、それが「一大事」だったという理屈でした。
 開いた口が塞がらないコフレを無視して、部屋にブルーフォルテウェーブをかまそうとする、えりかですが、さすがに発動前に、コフレが阻止しました。
 そして説教を始めますが、えりかはタクトで顔のマッサージをしながら、話を聞いています。さらに呆れるコフレに対し、えりかはタクトでコフレの顔をマッサージしはじめます。
 一瞬、気持よさそうにしていた、コフレですが、しばらくして我に帰り、再び怒ります。しかし、えりかは意に介さず、コフレに掃除を頼み、タクトを放り出し、自らは変身を解いて昼寝してしまいました。
 これを見たコフレは堪忍袋の緒が切れ、さらに我慢の限界となってしまい、タクトを背負って家出してしまいました。
 そして、隣に行きますが、そこでは、つぼみとシプレが二人で球根を植え、しかも互いにお礼を行っていました。
 それを見て、えりかに対する不満を増幅した、コフレは外に行きます。すると今度は、武道大会に向かう、いつきに出会いました。そして鞄の中から、応援スタイルに身を包んだポプリが出てきました。いつきはその姿を見て、可愛さと応援してくれる事に大喜びしています。
 それを見て、えりかとの差をさらに感じたコフレは、植物園に行きます。そこには、ゆりが来ており、ココロポッドを見て、コロンを懐かしんでいました。さらに、薫子とその脇で佇むコッペを見て、えりかへの不満をより一層募らせながら、空を飛んでいました。
 すると、公園で遊んでいた、はるかと、志久るみに声をかけられます。はるかはポプリと出会った描写がありましたが、その後、他の妖精とも面識ができたのでしょうか。

 一方、沙漠の使徒本部では、その頃、スナッキーのリーダー・ボスナッキーがサソリーナに出撃を志願していました。しかし、サソリーナは「今日は休み」などと言いながら、爪の手入れをしています。
 ボスナッキーは、「鍛錬している」と言いますが、サソリーナに鼻で笑われます。そこで、秘蔵の(?)VTRを披露しました。そこでは、スナッキーたちがランニング・腕立て伏せ・スパーリングなどをしています。また、皮膚(?)が破れて中の砂が出ても、医師・看護師スナッキーが砂の注入とガムテープでの治療(?)によってすぐ治る、という頑丈さもアピールしていました。
 しかし、それを見ても、サソリーナは「デザートデビルも登場したし、あなた達は用なしなのよ」と冷たい反応を見せます。しかし、出撃自体は許可しました。
 そのころ、公園では、るみ・はるかで「本物のマリンタクトを使ったプリキュアごっこ」が行われていました。るみが「ブルーフォルテウェーブ」を放つと、花柄の風呂敷を羽織って「デザトリアン」になった、はるかが「ぽわわわわん、やられた」と言って浄化されていました。これを見たときは、はるかは「母娘二代でタクトの技を食らった」という事になるのだろうか、などと思いました。
 コフレは、シャボン玉を吹きながら、二人の闘いを演出(?)しています。そして、「今度は私がキュアブロッサム」などと言う、はるかに対し、「マリンタクトをあんまり振り回さないように」などと言います。
 それを聞いた、二人はタクトを返そうとします。それに対し、「二人に比べると・・・」などと、相変わらず、えりかを愚痴りながら、コフレは受け取ろうとします。ところが、その時、先程、土管から出てきていたボスナッキーが現れ、そのタクトを奪ってしまいました。
 さらに、公園の土管からは、大量のスナッキーが出現します。どうやら、この土管が沙漠の使徒本部とつながっているようです。
 コフレは、取り返そうとしつつ、二人に逃げるように言いますが、ボスナッキーとは力の差があり、二人もスナッキーに取り囲まれます。ただ、スナッキーは幼女二人に攻撃を加えはしませんでした。なかなか紳士です。
 そして、コフレはスナッキー6人に踏みつけられそうになります。しかしその時、土煙をあげて、えりかが走ってきました。すると、コフレは、るみ・はるかに目をつぶるように言い、えりかは本日二度目の変身をしました。スナッキーをマリンシュートやマリンインパクトで蹴散らします。しかし、闘いが始まってからも、コフレとの喧嘩をやめません。
 えりかは、マリンシュートやマリンインパクト連発で攻撃します。しかし、スナッキーは、数が多い上に、先程のPRビデオでも見せた「治療システム」もあり、苦戦を強いられます。困ったえりかは、前回取得したミラージュの使用を提案しますが、「あれは四人揃わないと」とコフレに指摘されます。個人的には、最高の必殺技をスナッキーに発動する場面はかなり面白そうなので、この接点は残念でした。
 そして、二人ともスナッキーに羽交い締めにされます。それを見たボスナッキーは奪ったタルトでブルーフォルテウェーブをかまそうとしますが、発動しません。それを見た、二人は「タクトを使えるのはプリキュアだけ」と言って笑いました。
 それに怒ったボスナッキーは、るみ・はるかを人質に撮ろうとします。しかし、そこに、遅ればせながら、つぼみが登場し、二人を助けました。
 これで形勢逆転し、コフレは怪我しながらも、タクトを取り返します。そして、そのコフレに対する行動で「我慢の限界よ」になったえりかは、本日二発目となる、ブルーフォルテウェーブを食らわせ、決着がつきました。
 スナッキーたちは、先を争って、先程の土管に入り、沙漠の使徒本部に逃げ出しました。一方、、るみ・はるかは、「助けてくれてありがとう」と言い、マリンはまんざらな表情を見せます。しかし、続いて二人の口から出た名前は「ブロッサム」でした。
 そして、つぼみに助けられた事を感謝する一方、えりかには「マリンは、コフレちゃんと喧嘩したり、タクトを大切にしなかったりする悪い子です。『めっ』」と言いました。この「めっ」は、つぼみ、さらには浄化(?)されて白くなったボスナッキーも一緒にやっていました。
 しかし、ボスナッキーは、他の皆に気づかれると、慌てて土管に逃げ込みました。今後、この白い姿で、ボスの座を維持できるかどうか、少々心配になりました。
 闘いが終わり、えりかとつぼみは、銀杏並木のなか、二人で帰ります。しかしながら、えりかとコフレが怒るような発言を続けていました。ただ、最後に「コフレがそばにいてくれればいい」と、本心を言いました。
 こうして、やっと和解できた二人ですが、部屋に戻ると、先程に増して散らかっていました。えりかは、「どこかに隠れているんじゃないかと思って探しちゃった」と言い、コフレに片付けを手伝うよう言います。それを聞いて、再び口をあんぐりと開けたコフレ、という場面で話は終わりました。

 7年間のシリーズを通しても屈指の「おバカ話」だったと言えるでしょう。部屋の掃除をするためにプリキュアに変身し、必殺技をかまそうとするなど、空前絶後です。
 また、それに怒ったコフレが、タクトを背負って家出し、他のプリキュアに会うわけです。ところが、皆はあれだけ目立つ背中に対し、何も言及しません。そのあたりの、天然ボケ的な展開も笑えました。
 さらに、今回における「もう一方の主役」である、スナッキー達の活躍ぶりにも凄いものがありました。ザコキャラでも関わらず、あそこまで熱心に鍛錬し、しかも医療スタッフに記録スタッフまで揃っているというのは凄いと思いました。これまでも、コブラージャをおだてるなど、細かい所で存在感を示していましたが、これなども、日頃の鍛錬の成果なのだろうか、と思いました。
 また、るみ・はるかの二人もいい味を出していました。あと、いくらなんでも、えりかが走ってきて、言われるままに目を閉じて、開けたらキュアマリンがいれば、さすがに正体は分かると思います。るみなどは、帰宅後に、ななみに話したのでは、などと思いました。
 もっとも、学園祭の漫研でコスプレ少女が「オープンマイハート」などと、変身場面を知らないと言えない台詞を言っているところを見ると、既に校内・町内では正体がバレバレ、という気がしなくもないですが・・・。
 それにしても、TVシリーズでは学園祭という名作を出したあと、新グッズを用いた二段変身で盛り上げ、一方で映画ではあのような驚異的な作品を投入しているわけです。そんな中、このような「おバカ」を極めた話を流す、というのは本当に凄いと思いました。
 次回は、一転してサソリーナ退場という重くかつもの哀しい話です。「絶望先生仮面様」に頬を染めたり、花を持ったコブラージャに心をときめかすなど、独特の人間味を持ったキャラでした。
 その最後はどのように描かれるのでしょうか。期待すると同時に、寂しさを感じています。

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