いきなり駄々をこねるポプリから始まります。新学期で、いつきが学校に通って遊んで貰えないことが不満なようです。
えりかが「学校なんかあっという間だから」と言っても聞く耳を持ちません。最後には、業を煮やした、いつきが「めっ」と怒るのですが、逆ギレして出ていってしまいました。
そして、公園にたどりついたポプリは、両親にかまってもらえない事を不満に思って家出した、幼稚園児の、はるかと出会いました。
その頃、いつきは学校で、久々登場の「生徒会眼鏡軍団」に、始業式の片付けができないことを、謝っていました。しかし、眼鏡軍団は表情を変えることなく、「会長にはいつもお世話になっていますから」と快諾していました。
それを聞いて安心した、いつきは、つぼみとえりかに、ポプリを探しに行こう、と宣言します。
一方、砂漠の使徒本部では、コブラージャが化粧品を探していました。すると、サソリーナが冷静に「クモジャキーが捨てた」と言い放ちます。
その発言にショックを受けた(?)コブラージャは、「もう君たちとはやっていけない」と言います。しかし、サソリーナは驚きもせず、「行くならプリキュアを倒してきなさいよ」と、あたかも「出かけるなら、ついでにお豆腐買っておいて」みたいなノリで戦闘をうながしていました。
その頃、はるかとポプリは、「この公園は全部おうちだよ」と言って、遊具を家の各場所に見立てて楽しんでいました。しかし、楽しむのもつかの間、急に空が暗くなり、雨が降り出しました。
そんな中、いつきはずぶ濡れになって、ポプリを探します。途中、傘をさしている、つぼみとえりかに会いますが、情報交換をしたあと、えりかの「いつき、傘~」という声も無視して、再び走り出しました。
一方、そのころ、ゆりは傘を忘れた、ももかを家まで送った後、公園に寄ります。そこで、ダークプリキュアとの闘いを思い出していたところで、はるかの声が聞こえてきました。
そして、土管の中で雨宿りをしている二人を発見した、ゆりは、ポプリに「一人で出歩くのは良くない。もし悪い子に見つかったらどうするの」とやんわりと諭し、続いて、はるかにも「両親はあなたを大切に思っている」と言います。
それを聞いた、ポプリが「ゆりしゃんに何が分かるのですか?」と尋ねると、「わかるわ」と、次回に含みを持たせた返答をしました。
一方、出陣してきたコブラージャは、はるかを探す母親にでくわし、その心の花を取り出して、電柱をつかったデザトリアンにします。
そして、デザトリアンがゆり達に襲いかかり、ポプリのバリアで何とか凌いでいた所に、いつきが登場し、皆は逃げます。
ポプリと再会した、いつきは「もっとポプリの気持ちを真剣に考えてあげなければいけなかった」と謝り、それを聞いたポプリも、いつきの心を理解し、泣いて謝りました。
その時、ゆりが「あなたがポプリのパートナー、第三のプリキュアね」と話しかけます。そして、「あなたは今、一歩間違えれば、大切なパートナーを失うところだったのよ」と、ポプリに対するのと同じ事を言いました。
その時、再びデザトリアンが現れ、いつきがまずは変身、闘いの最終には、つぼみとえりかもかけつけました。
そして、電柱デザトリアンに苦戦はするものの、最後はゴールドフォルテバーストで撃退しました。なお、今回、ゆりのアクションはありませんでした。
闘いが終わると、ポプリは、「ぬいぐるみの特訓をするでしゅ」と言います。シプレとコフレのような形で、学校にいって、いつきの側にいよう、という考えのようです。それを受けて、早速、シプレとコフレは「ぬいぐるみのような表情のしかた」を伝授していました。
その様子を見ていた、ゆりは無言で立ち去り、話は終わりました。
題名の「いつきボロボロ」を見たときは、ポプリの家出で、いつきが傷つき、普段見せないような「弱さ」を見せるような話なのか、と思っていました。しかし、実際には生徒会の仕事をちょっと抜けたのと、雨の中でずぶ濡れで走っていたくらいの描写で、「ボロボロ」というほどの事はありませんでした。
で、今回一番目立ったのは、ゆりでした。目立った動きはなかったものの、その会話には、次回以降の含みとなるものが、いろいろと感じられました。
ただ、どうせそのような話を描くなら、はるかによる、「公園の間取り設定」などに時間をかけず、そのあたりでの、ゆりの心の動きおよび、それに関わる、つぼみとえりかの描写などを入れるべきなのでは、と思いました。
まあ、今回も、ここ2週と同様、予算などの都合で、じっくり話を描き込めなかったのでしょうか。
次回は、今回伏線となった、「ゆりとパートナーであった妖精の別れ」が描かれるようです。月末のムーンライト復活に向け、いよいよ話が動きいだすのでしょう。久しぶりに、中身が濃い話になることを期待しています。