前回からの続きで、いつきとデザトリアンが闘っています。相変らず、いつきが圧倒していますが、前話の空中停止や水上滑走のような、目立つ描写はありませんでした。
そして、シャイニータンバリンを取り出し、必殺技・プリキュアゴールドフォルテバーストを発動し、デザトリアンを撃退しました。
一方、沙漠の使徒本部では、ダークプリキュアが心の大樹を発見できない事をサバーク博士に報告しています。そこに、サソリーナが戻ってきて、「三人目のプリキュア」登場を告げました。
それを聞いたサバーク博士は、即座にダークプリキュアに出撃を命じました。
一方、さつきが手術中の病院で、つぼみ・えりか・いつきが話していると、突如、ポプリの胸が光ります。そして、「心の大樹が近くに来ている」と宣言しました。三人が外に出ると、シフレは空を指し、「あそこです。早くみんなで行くです」と言います。えりかが「どうやって」と尋ねると、妖精三人はマントの姿に変身し、三人の体に装着しました。
そして、三人は空へ飛び立ちます。その直後、もう一つの影が空に飛び立ちました。
空中で、えりかは楽しげに飛んでいますが、しかし、高所恐怖症のつぼみは、怖がりっぱなしです。そこに、いつきが手をさしのべ、「手をつなげば少しは怖くなくなるだろ」と言います。すると、つぼみは頬を赤らめて手を握り、やっと落ち着くことができました。
そして、ついに心の大樹のもとにたどりつきます。それを見た、えりかが「それにしてもでっかいね。夢で見た通りだよ」と言うと、いつきが「それはキュアムーンライトとダークプリキュアが闘った?」と尋ねます。こうして、今更という感じもありますが、いつきが同じ夢を見ていた事が明らかになりました。
その後、つぼみが心の大樹に、花の蕾がついている事に気づきます。それは、プリキュアの活躍と関連しているとシフレが説明し、二人は喜びました。
ところが、その直後、空が陰ります。そして、後をつけていたダークプリキュアが現れました。
そして、三人は変身します。ただ、変身シーンは、いつきのみで、三人が揃ったのは、変身後にポーズを決めた時だけでした。「三人での変身」が見れるかと思ったので、少々残念でした。
さて、初めてとなる三人での闘いとなりますが、ダークプリキュアの力は相変らず圧倒的で、いつきも防戦一方となります。ならばと妖精達をマントに変身させて空中戦を挑みますが、これまた歯が立ちません。
さらに、ダークプリキュアが片目を開くと、その力で、せっかく心の大樹に生まれた花の蕾まで吹き飛んでしまいました。
それを見て堪忍袋の緒が切れた、つぼみが、ピンクフォルテウェーブを放ちますが、片手で受け止められてしまいます。
そして、ダークプリキュアはダークタクトを取り出し、ダークフォルテウェーブを放ちます。しかしこれは、いつきの防御技「サンフラワーイージス」で跳ね返しました。驚くダークプリキュアに対し、いつきは続いて本日二度目となるゴールドフォルテバーストを発動しました。ダークプリキュアは避けますが、この技は追尾機能があり、ダークプリキュアにまとわりついて、動きを止めます。
そして、いつきに促されて、つぼみとえりかはフローラルパワーフォルテッシモを放ち、ダークプリキュアに直撃します。しかし、目立ったダメージはなく、ダークプリキュアも勝ち誇ろうとします。ところが、実はこれは時間稼ぎで、その間に、いつきはサンフラワーイージスで心の大樹を保護し、間一髪で安全な場所に移動させることに成功しました。
一方、さつきの手術は無事成功し、いつきも喜びます。その笑顔を見て、つぼみが「いい笑顔です。まるど、ポカポカの太陽みたいです」と評した所で話は終わりました。
前回に続いての、キュアサンシャインお披露目回でした。最大の見せ場は、新技・プリキュアゴールドフォルテバーストのバンクでしょうか。変身ポーズ同様、かなり描きこまれており、印象に残りました。なお、タンバリンで尻を叩く場面がありますが、それを見たときは、「また変な人がBPOに投書して、『おしりパンチ』や『心の種が生まれる』と同じことにならないか」と少々気になりました。
さらに、これまで二人で歯が立たなかったダークプリキュアに対し、ダークフォルテウェーブをあっさり跳ね返し、ゴールドフォルテバーストで動きを止め、その間に心の大樹を守るなど、いつきの強さの描写が各所に見られました。
また、高所を恐れる、つぼみに手を差し伸べるなど、どちらが先輩プリキュアだか分からないような場面もありました。今回のシリーズは、前作・前々作と違って「リーダー」というべき存在がいなかったのですが、今後は、いつきがその役割になるのだろうか、とも思いました。
その部分は楽しめたのですが、話の内容自体はかなり薄いと思いました。空を飛ぶ描写などが無駄に長かったり、ゴールドフォルテバーストのバンクを二回流すなど、「時間稼ぎ」を感じた場面が少なからずありました。前回と合わせ、1.5話で済むところを、2話かけてやった、という感じでした。
まあ、限られた予算の中で、いつきの戦闘描写にかなり力を入れたから、というのもあるのでしょうか。
とはいえ、せっかくターニングポイントになる話なのですから、もっと、筋立てのほうにも力を入れれば、さらに印象に残る「三人目登場」になったのでは、と残念に思いました。
次回は、ファッション部の合宿話です。予告の冒頭で、えりかが「いつき」と呼び捨てにしていましたが、そこに至るまでの過程がどのように描かれるのでしょうか。同様に、過去に一度しか接点がなかった、いつきと、他部員がどのように親しくなるかも気になるところです。
また、翌日に、偶然近くで合宿していた沙漠の使徒幹部たちと遭遇して闘いになるとのことです。その「沙漠の使徒合宿」の描写もあれば、かなり凄い話になると思っていますが、果たしてどうなるのでしょうか。いずれにせよ、楽しみです。
ところで余談ですが、講談社おはなしブック「まるごとキュアサンシャイン」がいまだに入手できません。いろいろ多忙で本屋に行けない上に、アマゾンでも「一時的に在庫切れ」となってしまっています。
それにしてもこのシリーズはいつも品薄です。一定以上売れることは分かっているのですから、発行部数を見直せば、と強く思いました。