なかよし2009年9月号

 「フレッシュプリキュア」は、先月の「第23話の途中までを一話まるまるかけて描く」が秀逸だったので、今月も大いに期待していました。しかしながら今回は、先々月までの、アニメ数話分の筋立てをなぞる話に戻っていました。
 変身はしたものの、ラブ達から去っていくところまではアニメと同じでした。しかし、そこからは大きく異なっており、せつなが次に現れたのは、ナキワメーケ襲撃の最中でした。
 その時点では、せつなが何を考えているのかは誰も分かりません。しかし、サウラーは、せつなを既に寝返ったもとと決めつけ、せつなの影を「ナキワメーケ・イース」にし、さらに「どうだ、お前は人間を憎むゆえ・・・」などと言葉でも挑発します。

 すると、せつなは、「わたしは、人々を憎んでいた・・・」と言い、一瞬、サウラーは邪悪な笑みを浮かべて喜びます。しかし、続けて「・・・まぶしくて、悲しくなったんだ・・・幸せそうな人々、幸せそうな笑顔・・・そして、そんな自分をみとめるのもコワかった・・・」と言い、さらにラブの呼びかけに応えて「そ、そうよ・・・もうわたしはイースではない」と言って変身します。
 そして、先日のアニメ同様、ナキワメーケ・イースに、「さよなら、イース」と言って、ハピネスハリケーンをかます、という所で終わりました。
 前回あれだけ独自色を出したのですから、「後半」も同じようにやって良かったのでは、と思いました。極端な話、パッション登場は最初だけで、あとは、夕食ネタなど、せつなとラブの描写だけでも良かったのでは、とも思いました。あと、イースだった時の心境を語った、せつなの台詞の意味が今ひとつよく分かりませんでした。

 「しゅごキャラ!」は第一部が終了。最近、イクトの出番が多いとは思っていましたが、まさか、この時点で、あむの本命キャラになるとは思いませんでした。あと、イクト唯世の家を出ていった時の伏線を処理していましたが、少々無理があると思いました。とりあえず、第二部には期待しています。
 「わたしに××しなさい!」は、恐れていた展開に。どこかで「デレ」になる事があるとは思っていましたが、少々早かったように思いました。このまま、普通のラブコメになってしまうのでしょうか。
 久々に掲載となった「小川とゆかいな斎藤たち」は、今回で本誌連載は最後とのことでした。残念ではありますが、作品の質を維持するための決断だと思いたいです。増刊連載でのさらなる新展開と、本誌での新連載を楽しみにしています。

 新連載の「ミリオンガール」は、無一文になったヒロインがマネーゲームをやる、という話のようです。お色気ネタの多い作者ですが、今回は、そちらのほうは封印する感じです。第一話を見た感じでは、今までより面白い作品になりそうなので、期待しています。
 「羊がいっぴき」は、各キャラの良さが描かれだして、面白い展開になったと思ったら、次回が最後とのことで少々残念でした。あと、この展開なら兄を幽霊にする必要はなかったのでは、とも思いました。
 「地獄少女」は、街で困っている人を助けた結果、死後の地獄行きが決定した、という極めて非道徳的な話でした。あと、「糸を引く競争になったが、片方が右利きなのに左手を使ったため、一瞬遅れた」というオチは、本編よりも、読み切り自己パロ四コマの「遅刻少女」で使った方が良いのでは、と思いました。

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