早くも戦闘用新アイテムが登場した話でした。
話のほうは、ミユキからラブにダンスレッスンの日程変更の電話が入ったところから始まります。その時、何気なくそこらへんにあった紙にメモをしたのがきっかけで、騒動が起こる、という筋立てでした。
その後、シフォンが泣いたのでキュアビタンをあげようとしたところ、中身がありません。なんでも、あれは中身を補充せねばならないとの事です。「ふたりは」シリーズでは、手続きを行なえば食料は無制限で出ていましたが、異世界の食糧事情もシビアになっているのでしょうか。
そこで、タルトが業者に連絡して材料を補充しようとしますが、なんと、その連絡先が書かれた紙を、冒頭でラブがメモ用紙にしており、しかもそれを捨ててしまった事が分かります。とりあえず、「業者」という表現が非常に印象に残りました。
そこで、ラブが代用食を作りますが、全部拒否されます。そして最後には、とっておきとも言える、自分が幼少時に、あゆみに作ってもらった離乳食を渡しますが、それもじゃけんに拒否されて、逆ギレしてしまいます。
ただ、それが気になり、ラブはダンスの練習に身が入りません。そこで、練習は途中で打ち切りとなります。改めて練習場周辺を見回すと、至る所で、親子連れがいる事にラブは気づきます。それを見て改めてやる気を出したラブに、美希と祈里が協力して、人間界の材料を使い、キュアビタンを作ろうとします。
ほとんどこじつけみたいな、材料調達に成功し、あと一つ、という所でウエスターが登場します。今回の手法は「子供がちょっと脅せばすぐに不幸になるから、子供を狙おう」というものでした。
それはいいのですが、この時、ウエスターの手には「VIVA赤ちゃん」なる育児書がありました。それを読みながら、襲撃計画を立てたのでしょうか。とにかく、何か一つギャグをやらないと、気が済まないキャラのようです。
そして、チューリップをナケワメーケ化させて、襲撃を開始します。対して、変身した三人は、必殺技で迎え撃ちますが、あっさり返されます。ウエスターによると、研究の成果とのこと。しかも、その際に、せっかく集めた「キュアビタンのもと」の最後の一つである「カオルちゃんの落としたドーナッツ」が壊されてしまいます。
技を返された事よりも、キュアビタンのもとを壊された事を悲しんだラブが、シフォンに謝ります。それを見てシフォンの能力が発動。さきほど拒否した、ラブの離乳食を飲み干すと、額のマークが光り、ラブじゃ「キュアスティック ピーチロッド」を得ます。そして、その力によって「プリキュア ラブサンシャイン フレッシュ」が発動し、ナケワメーケを撃退しました。
今回の件をきっかけに、シフォンは成長し、他のものも食べれるようになります。しかし、結局最後はキュアビタンを飲む、というオチでした。その時、美希が「やっぱり締めはキュアビタンね」と言って終わるのですが、「締め」という言葉を聞いたときは、なんか飲み屋での会話を想像してしまいました。
基本的には、新商品二つの宣伝話でした。また、シフォンがキュアビタン以外は口にしないという、すでに一度描いた事に時間をかけたり、「キュアビタン代用品の定義のこじつけがひどいううえに、センスがない」などと残念な部分が多々ありました。まあ、映画上映時期にはよくある話なので、仕方ないかもしれませんが・・・。
ただ、そのような中、上手さを感じさせる描写もいろいろとありました。一番は「VIVA育児」を持つウエスターでしたが、「涙の採取」が失敗した事を聞くと、屈託のない笑顔で「激辛シュークリーム」を再度差し出した祈里の描写なども印象に残りました。
次回は、美希がプリキュアをやめるかも、という話だそうです。これまで描かれていなかった、美希の為人なども描いた話を期待したいものです。