Fresh第6話

 サウラー初出陣話でした。冒頭、占いの館で「朝礼」があり、メビウスから、プリキュアを倒せとの訓辞がありました。それを聞いてイースは闘志を高め、ウエスターはメビウスの情報収集力の高さに感嘆しますが、サウラーは何ら感想を言いませんでした。
 そして二人に対し、「失敗ばかりの君たちは焦っているのではないか」などと言い、「何もしていないくせに」とウエスターに反論されると、出陣を宣言します。それに対し、イースは「好きにすれば?」とこれまた冷たく言い放ちます。
 サウラーは黙って出て行きましたが、一人になったら「好きにするさ、君たちと違う方法でな」などと毒づきます。この一連の会話だけ見ると、サウラーと他の二人は仲が悪いように見えます。
 このあたりの人間関係が今後どのように描かれるかも気になるところです。

 そのサウラーですが、誰もいない学校に潜入し、黒板をナケワメーケ化します。というわけで、今回は、サウラーの作戦を軸に話が進む、という展開になりました。
 一方、練習が終わったラブ達は、スーパーに行きます。そこでは、ラブの母親・あゆみがレジ係をやっていました。しかも今日は遅番で、夕食はラブが作るとのことです。これは日常茶飯事との事で、実は桃園家の夕飯は、半分くらいラブが作っていた事が明らかになります。
 そして、ハンバーグを作ろうとするラブに対し、「嫌いな人参も食べるように」などと、かつてのファミリー漫画の定番みたいな事を言います。どうでもいいですが、今の子供達の間でも、人参やピーマンは「嫌いな野菜」の代表格なのでしょうか。
 あと、桃園家の家計についても気になりました。父親の圭太郎は、かつらメーカーの営業課長だそうですから、一定の収入はありそうです。そして子供一人ですから、何も母親が夜までパートに出るほど働く必要は普通ならないように思えます。
 もしかしたら、あの三人で住むには大きすぎる家を無理して買ってしまい、ローンに追われているのだろうか、などと思ってしまいました。
 そして、ラブがハンバーグを作り終え、次はいやいやながら人参を調理しようとしたところで、サウラーがナケワメーケにハンバーグの消去を命じたため、皿が空っぽになってしまいます。
 ラブがタルトを疑ったところで、あゆみが帰宅してその状況を見て、ラブが食べたと誤解し、親子げんかになってしまいます。
 その翌日、きまずい状態のままラブが、再び夕飯の買い出しにスーパーへ行きますが、あゆみは急用で早退したと聞かされます。
 一方で、サウラーは様々な「子供たちの好きな物」を消し去ります。そのため、最後にはスーパーの棚はガラガラになり、さらにドーナツまでもが消えたため、カオルちゃんの店までパニックになります。
 それによってかなり子供の悲しみを集めたサウラーですが、それにも飽きたらず、子供達が食べ物よりおもちゃよりも「母親」のほうが好きであることに気付き、ナケワメーケに「母親」を消去させます。
 この部分を見たとき、小さい子供達が怖がらないかと少々心配になりました。あと、調子に乗ったサウラーが、続いて「父親」を消し、さらには「友達」も消してしまい、人類がほとんどいなくなって、不幸のゲージを上げようがなくなる、と言ったギャグを思いついたりしました。
 さて、ラブは、あゆみに謝ろうと帰宅しますが、その直前に「母親消去」が発動し、あゆみが消えます。驚きかつ悲しむラブのところに、二人とタルト・シフォンが事実を伝え、闘いに入りました。
 ナケワメーケの「黒板」を活かした、チョーク機関銃攻撃などに苦戦をしますが、最後は、三人がそれぞれ技を出し、プリキュアの勝利に。サウラーは「計算が少々狂った」と捨て台詞を残して去りました。かなり不幸のゲージが溜まったにも関わらず、それを自慢しないところは、彼のプライドなのでしょうか。
 闘いが終わりましたが、三人は母親の安否が心配で、心配な表情のまま、帰宅します。そして、あゆみの無事を確認したラブは、抱きついて涙ながらに昨日の事を謝りました。
 その後、夕食ではサウラーの術が解けたため、昨日消えたハンバーグが復活していました。そして、圭太郎のよく分からないギャグ(?)を聞きながら、ラブが何とか人参を食べ、改めて、あゆみに「大好き」と言ったところで話は終わりました。

 母親との喧嘩・後悔・和解などの描写はかなり巧く描いていると思いました。ただ、きっかけが、サウラーの超能力、というのがあるので、やや現実感が欠けていました。やはり、こういう話を描くなら、戦闘とは分けて、日常で発生する親子喧嘩を題材にしたほうが、面白くなるのでは、と思いました。
 あと、最後にハンバーグが戻るところですが、「消滅描写」では、街のハンバーガー屋でもハンバーグが消滅しています。と言うことは、ナケワメーケが倒された瞬間、各地のハンバーガー屋では、いきなり大量のハンバーグが復活してパニックになったのでは、と余計な心配までしてしまいました。
 なお、最後の場面で、美希と祈里の家は、静止画での夕食風景でした。しかしながら、蒼乃家ではレミがワイン片手に洋食を食べ、山吹家では普通の和食が出ているなど、細かいながら各家庭の特徴がきちんと描かれていると思いました。
 さて、次回は、ラブと、せつなの話です。正直言って非常に期待しています。これほど、次回予告だけ見て盛り上がったのは、「S☆S」で、満と薫がパンパカパンを手伝う予告を見て以来かもしれません。
 予告画像で、せつなの様々な表情が出ていますが、それがどのように描かれ、またその時、せつながどのような会話をするのか、今から本当に楽しみです。

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