GOGO第46話

 主演がアナコンディ、助演が、くるみ・館長・ブンビー、という話でした。
 前回、キュアローズガーデンの扉が開いた直後に、アナコンディが現れた所から始まります。というわけで、冒頭部分は回想だけでした。まあ、これは毎年1月の恒例と言えますが・・・。
 というわけで、早速変身して、戦闘となりました。アナコンディは前回同様、雷でできた、龍の姿をしたホシイナーを使います。過去に一度使ったのを「再利用」するのは、かなり珍しいと思われます。

 それに対し、くるみがアナコンディとの一対一での対戦を宣言し、それに対し、アナコンディは変身して迎え撃ちます。ただ、変身しても、基本的には人間ベースです。違いと言えば、眼鏡が外れて蛇状のオーラを身にまとったくらいで、あとは胸元を中心に露出度が上がったくらいでした。
 ただ、戦闘モードになっただけあり、前回以上に、くるみを圧倒します。そして、その闘いの中で、くるみに対し、「自分に似ている」と言います。「私は館長のために、あなたはパルミエ王国のために」と、間接的に、くるみのココへの想いと同様の物を自分が持っている、と伝えます。しかし、そこまで理解する余裕のない、くるみは「自分のために闘っている」と返し、再び闘いに戻ります。
 一方、公園のベンチでは、久々に登場のブンビーが就職情報誌を読んでいます。どうやら、カフェの仕事はあのまま退職になってしまったようです。そこに、前回アナコンディの策略によって倒されたと思われたムカーディアが登場。どうやら、ギリギリの所で逃げ出せたようです。
 そして、動くのもままならない状態ながら、ブンビーに頼んで本部に行き、アナコンディの背信を館長に報告して手紙を渡すと同時に、自分をアナコンディの後釜へと売り込みます。ところが、館長は手紙の中に入っていた薔薇の種を見てもさほど関心は示さず、ムカーディアを粛正してしまいます。
 この粛正の理由はよく分からないのですが、「敗者は不要」という考えなのでしょうか。いずれにせよ、この状態を部屋に入らずに外から覗いていただけのブンビーはまたも難を逃れました。
 一方、プリキュアは、雷龍ホシイナーに苦戦していましたが、ここで、かれんが見事な策を用います。飛行形態のシロップに乗って、ホシイナーに追われる形でアナコンディを攻撃するふりをし、蛇のオーラでアナコンディが迎撃した瞬間にシロップの変身を解きます。そのため、アナコンディの攻撃がホシイナーに直撃し、その直後に五人がそれぞれの技を出して、ホシイナーを撃退しました。
 この、久々かつおそらく最後である「知性のプリキュア」が描かれたのは、印象に残りました。
 そして、このとき、シロップの記憶が蘇ります。最初の卵から出てきたらフローラがいて、彼女に育てられ、口癖の「大切な物は・・・」も彼女に教わった事が明かされます。
 ただ、この時点では、シロップがフローラの子供であるかどうかは何とも言えない感じです。
 その直後に館長が能力を発動し、闘っていた七人がいきなりエターナル本部にワープさせられます。そこで、まず館長はアナコンディに手紙の事を問いただし、それに対し、アナコンディは遠回しに館長への想いを伝えますが、館長に伝わったかどうかは不明でした。
 そして、その様子を見ていた、くるみは、先ほどの「似ている」の意味が、アナコンディの館長に対する想いと、くるみのココに対する想いの事だ、という事を理解します。
 一方、館長は唐突に、アナコンディに対し、プリキュアをコレクションに加えたい、と言います。これは、アナコンディに石化の能力を使ってプリキュアを捕らえろ、という意味なのですが、アナコンディは残された体力から難しい、いったんは断りますが、館長に気圧されたのと、想いを伝えたいという事から了承します。しかしながら館長のほうは、「別にアナコンディが成功しようと、体力が消耗しようと、どうでもいい」という感じでした。
 そして、アナコンディはフラフラになりながらも、五人を次々と石化します。この能力については、ネバタコスがヘッドホンで、うららの歌を聞いていた時の伏線がここで活かした、という感じでした。
 一方、プリキュア達のやられぶりは、あまりにも無策、という感じでした。まあ、今回に限っては、主役がアナコンディなので、仕方ないと言えるでしょう。
 難解な命令を果たしたアナコンディですが、館長は何事もなかったかのように、フローラの元へ行こうとします。それを見たアナコンディは最後の力を振り絞って止めようとします。それを見た、くるみが「やめて!」と止めようとします。これは、先ほどのアナコンディとの会話で、ある種の共感を持ったゆえなのでしょう。
 ただ、その表現はいいと思うのですが、仲間を石化された直後にやった事には少なからぬ違和感がありました。
 結局、アナコンディは館長に倒され、そのまま館長はキュアローズガーデンへ向かい、一方で、ココとナッツもそちらへ向かう、ところで次回への引きとなりました。

 とにかく、今回はアナコンディが主役でした。これまで張っていた伏線である、館長への思慕などもうまくまとめていたと思います。また、そのアナコンディと僅かながら心を通わせた、くるみの描写もなかなか巧かったと思いました。
 また、状況によって、アナコンディが普段の敬語と常態語を使い分ける、というのも、彼女の心理をうまく描く手法として面白いと思いました。
 ただ一方で、このアナコンディの一途さを見ると、では、あのムカーディアとのオフィスラブは何だったんだ、という気にもなります。あのネタ自体は面白いのですが、今回の話との整合性が取りづらいのでは、とも思いました。
 まあ、考えようによっては、一時期は館長をあきらめてムカーディアに走ろうとしたが、やはり想いを断ち切れなかった、となるのかもしれませんが・・・。
 また、シロップの記憶もやっと蘇ったのですが、やはりラスト三話というのは遅すぎたようにも思えます。この蘇った記憶を元に描く話があるのでしょうが、あと二回で、しかも大量の戦闘シーンと、話全体の締めが入るわけです。そう考えると、このシロップの記憶に関しては、これまで引っ張った割りには、あっさり処理されてしまいそうな感じです。
 とにかく残るは二回だけです。この闘いおよび、のぞみ達の話をどう終わらせるのか、あと、ついにエターナルで「唯一の生き残り」になってしまったブンビーがどのように動くのか、いずれも興味が尽きません。

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