GOGO第40話

 第18話の続編とも言える、うらら話でした。前回に続き、うららとシローの関わりを軸に、母への想いなどを描いていました。
 それらの部分は面白かったのですが、描写自体が短かった事もあり、第19話ほどの衝撃はありませんでした。
 話のほうは、うららが、母にとって最後の舞台となった演目・会場でのミュージカルのオーディションで、最終選考に残った、という所から始まります。
 仕事の話になると、普段見せているのと異なる顔を見せる、うららですが、今回は、母への想いの事もあり、のぞみ・りんが驚くほどの決意を見せます。

 一方、シビレッタは、部屋の水晶玉で、うららを見ていて陰謀を張り巡らそうとしています。しかし、そこにアナコンディが突然入ってきて、シビレッタの事をボロクソに言います。これまでと違い、シビレッタの言うことに聞く耳を持たない、という感じです。さらに、今まで嫌味のネタにしていた「館長の寵愛」すら出しません。
 前回、ブンビーを粛正しようとした事も含め、同じ冷酷さでも、これまでと違うものを感じました。このあたりの変化が、終盤でどのような影響を及ぼすのかのか、興味深いところです。
 そんな陰謀や内紛が行なわれている事も知らず、発声練習を続ける、うららの所に、シローが飲物を持っていきます。そして、改めて、母への想いを語り、それに対し、シローが、「その舞台の上から見えたものをぜひ話してほしい」なとど答え、再び、いい雰囲気になります。
 そこに、のぞみ達が、応援のために作ったアクセサリを持ってやって来ます。のぞみ達を見た瞬間に、それまで並んで座っていた、うららとシローが顔を見合わせ立ち上がり、ちょっと離れる、とい描写は、「友達以上恋人未満」ぽくていいと思いました。
 このあたりの「初々しいカップル」描写や、のぞみ達の応援をもう少し見たかったのですが、早くもシビレッタの「最悪の脚本」が発動。うららの歌声が奪われ、さらに場面が転換して海の底になります。
 そして、六人は人魚になり、ココは蛸、ナッツはハリセンボン、シロップはウミガメにそれぞれなります。余談ですが、ペンギンは水中のほうが陸上より早く移動できる生物なのだから、シロップはそのままでもかまわないのでは、と思いました。
 そして、シビレッタは、貝に封じ込めた「うららの歌声」と引き替えに、ローズパクトを要求します。うららは拒否しようとしますが、のぞみを始め、皆は比較的あっさり取引に応じます。ここで、「また取り返せばいいから」と言っていました。これまでの経験から、「一度ローズパクトを奪われても、取り返すのは簡単」という考えが定着しているのでしょう。エターナルも舐められたものです。
 シビレッタは、「ローズパクトは奪ったが、歌声は返さない」というベタな悪役ぶりを発揮します。対して、プリキュア側は、ココが蛸の墨で目をくらまし、シロップがウミガメの泳力を使ってローズパクトを奪還します。くるみがココを投げた以外、プリキュア達は何もしていません。
 というわけで、のぞみの予想どおり、あっさり取り返せました。そして、うららのプリズムチェーンの後に、レインボーローズエクスプロージョンが出て、ホシイナーは撃退しました。その際、シビレッタの目が光り、頭の「毒キノコの傘」がエリンギ状態になった時は、「ついに真の姿を披露か」とも思いましたが、そのまま退散してしまいました。
 そして、うららは最終審査で持ち歌を唄って見事合格しました。そして、合格を知ったうららは、一人でベランダに出て、シローを呼びます。そして、第19話で貰った「シロップ乗車券」を渡し、「オーディションに通ったらこれを使うつもりだった」と言います。
 そして、シロップの背に乗って空を飛び、そこから見える世界を見て喜びます。対してシロップが、「このような経験は初めてではない」と、「封印された記憶」の伏線になるような台詞を言って話は終わりました。

 主題の部分は第18話を継承していて良かったとは思います。しかしながら、いかんせ んそれに費やす描写が短すぎました。本編と関係のない、「うららの過去映像」を流用が多く、また、CM直後に、直前のシビレッタの台詞を繰り返すとか、やけにもったいぶった鷲尾の合格通知など、時間稼ぎみたいな描写が目立ちました。
 シリーズ終了が近いので、予算の問題などもあるのでしょう。とはいえ、せっかく、いい題材だったのですし、もっと本編を描き込んで欲しかったものでした。
 次回は、りんが百井とデートをしたり、アクセサリー作りについて悩んだりする話のようです。また、アナコンディとムカーディアの蜜月関係が終了し、真の姿をプリキュアの前に見せる、という展開になるようです。
 今ひとつ意味をなしていなかった「正体を隠してプリキュアに近づくムカーディア」という設定でしたが、どのように収束するのか、気になるところです。
 あと、竹内順子さん演じる、りんと、置鮎龍太郎氏演じる百井のデート、というのはマイメロ無印のファンとしては、興味を持っています。

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