俗・絶望先生第2話

 今シリーズは三本立てでやるようです。漫画の長さにあわせるのなら、それのほうがいいとは思います。今回は、一本目が第二集第十話をベースに、前衛的(?)な演出をした話、二本目が第九集八十五話をほぼ漫画通りに作成した話、三本目が第五集第五十話を漫画通りの筋立てながら、背景で「自己主張」した話でした。
 先週の日塔さん話が面白かったので、本シリーズには期待していました。しかしながら、今回はかなり期待はずれでした。というわけで、今回の話が面白いと思った方は、以下の部分は読まれないことをお勧めします。

 一本目は絵や構成は漫画をベースにしながら、「キャラが毒電波におかされ、わけのわからない言葉を話す」という演出でした。なお、会話の内容は字幕に出ており、「ドラゴンボール」のパロディみたいな内容になっていました。
 ある意味典型的な「ギャグセンスのない人間が、自分は優れたギャグを作れると勘違いして作った話」と言えるでしょう。最初は一応、字幕を追っていましたが、そこに書かれた文がこれまた質が低すぎました。
 二本目は「過剰装飾」ネタを、ほぼ漫画通りにやっていました。ただ、主要部分の「甚六先生の刺青」の前に、「智恵先生の着替え」を入れるなど、蛇足の典型例みたいな「アニメオリジナル」が入っていました。あと、これまでアニメ未登場だった糸色景が唐突に登場する、という無理な部分がありました。最初にあんな訳の分からない話をやるなら、代わりに景が初登場した時の話をやればよかったのでは、と思いました。あと、「オチのオチ」でマリアの「靴とパンツをはかない」ネタをやっていました。これもアニメでは未放映なため、途中で無理矢理、その設定を説明するための会話を入れていました。
 三本目は「一旧さん」初登場話。話はほぼ漫画の通り進むのですが、なぜか舞台が夏の海岸で、途中から戦争が始まり、轟音で台詞が聞き取りにくくなる、などという、これまた訳の分からない演出がされていました。また、「新連載攻勢」ネタなどは省略されていました。
 前シリーズでは漫画部分にオリジナルギャグ部分を混ぜていましたが、今シリーズはオリジナルギャグ部分を分離して作る、という手法のようです。それ自体は悪くないのですが、いかんせん、オリジナルギャグ部分がつまらなすぎました。
 やはり、このアニメは、色・動き・音などで「アニメならではの面白さ」を描写し、筋立てやギャグの部分では一切「自己主張」をすべきではない、と改めて思った話でした。

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