絶望先生第7回

 前々からの期待通り、前半は第2集第15話の藤吉さん紹介話でした。一方、後半は「祭り」あわせなのか、第3集第26話の「神輿」ネタをやっていました。

 前半部分はほぼ原作通り。原作通りすぎてヤバくないのか、と思えたほどでした。また、冒頭のカレンダーがちゃんと、2007年日程になっているなど、芸の細かさを感じさせられました。
 コミケの場面では、なぜかペープサートで表現されていました。その中には、これはTVではできんだろう、と思っていた「黒服・黒眼鏡の数人の男に警護されながら会場を歩く女性」まで出ていました。そこまでやる以上は当然でしょうが、「『いろは』という本を売る、後ろのサークルの売り子が、時を追うにつれ、コスプレしていく」という「げんしけん」ネタもそのまま再現されていました。
 スペース内で「あゝナルト こうナルト」を読んでいるときの藤吉さんの独り言は蛇足ではないかとか、あの時間の有明周辺を二人きりで歩くという描写は無理があるのではなど、という突っ込みどころもありましたが、全体的に藤吉さんと会場風景がよく描けており、これまでで一番楽しめました。
 なお、「四コマ編の闇」ネタも基本的には原作通りでしたが、さすがに、長谷川町子さん風ネタ「わたしの筆も握りなさい」はできなかったようでした。

 後半の「神輿」ネタは、さすがにそのまま使えないものが多く、その分を、常月さんや小森さんを担ぎ上げるなどして穴埋めしていました。さすがに「片山さっき」「ヤワラちゃん」「エ○ベックス神輿」「コ○コ○神輿」「あるあ○神輿」は具体的すぎてできなかったようです。
 しかし、文字ネタの中に「小泉改革」を入れていたり、「ただ人が死んじゃうだけの小説・世の中」をそのままやっていたりと、かなりギリギリかと思われる所まで突っ込んでいました。
 ただ、特に問題がなさそうな、「万世橋わたる君が安易に『萌え』という風潮を批判する」ネタは無視されていました。キャラそのものを出さない意向なのでしょうか。それとも、「萌え産業」への配慮なのでしょうか。
 前半部分は特にそうでしたが、全体的にも話・絵ともうまく描けていたためか、あまり穴埋めネタは気になりませんでした。ただ、先週から始まった智恵先生と小森さんの絡み(?)による穴埋めは何とかならんもんか、と思いました。「カバー下」をネタにする、という発想自体は面白いとは思うのですが・・・。
 なお、今回の締めの絵は高橋留美子先生が担当。小節さんに抱かれた猫が高橋キャラになっているのが、当然とはいえ妙に印象に残りました。

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