Yes!第25話

 映画製作で忙しいのか、やけに回想などが多い話でした。それはまあ、業務的な事情で仕方ないとは思います。しかしながら、その回想で、「絶望仮面」画像を何度も流したのは勘弁してほしいものでした。本来の視聴者層にトラウマでも焼き付けたいのでしょうか。
 というわけで、話のほうは、15分ですむことを30分でやったような話でした。ただ、その15分部分については、楽しめる所が少なからずありました。
 一番の見せ場は、のぞみの「想い」の部分でした。「それなら声をラジカセに録画するのでなく、もっといい手段もある」など、突っ込みどころはあるとは思います。しかしながら、その不器用な発想と会話が、いい意味で、のぞみらしさを出していると思いました。ちなみに私は、彼女のラジカセへのこだわりを見たとき、「毎朝、ラジオ体操をやるつもりなのだろうか」と素で思ったりしました。
 もう一つの見所は、りんの突っ込みでした。相変らず、この五人の中で実は一番大人なだけあって、パルミエ王国住人を含めた皆の暴走を厳しくチェックしていました。また、かれんとの「ジュース論争」でも、自分の「オレンジジュース好き」をごまかしつつ、かれんに口で勝っていました。その一方で、グレープジュースを取り上げらそうになった時のかれんの描写も、なかなか可愛いものがありました。

 ナイトメアでは、アラクネアがやけに自信満々でした。ボーナスゼロの反発心で開発した新技ゆえの事でしょうか。あと、それに関してのカワリーノとブンビーの会話にも色々と含むものを感じました。自分的には、ブンビーが社内クーデターを起こして、カワリーノに黒仮面をかぶせる展開を期待しています。まあ、実現はしないでしょうが。
 そのアラクネアの新技とは、「自らの糸をコワイナーに巻き付けて、防御力を強化する」というものでした。それ自体はなかなか創意工夫がなされていて、斬新な発想だと思いました。あと、その「強化されたコワイナー」の姿が妙に気になりました。23・24の「鬱二部作」で描かれた「精神世界」もそうですが、9月公開の某映画に、スタッフが過剰にハマっていないか、かなり心配しています。
 他の部分については、かれんの「別荘」設定に驚かされたのと、その想像画面が視覚的に楽しめたのが見所でしょうか。
 それ以外の部分は、最初に書いたように、回想を多用したり、ドタバタが多いなどの「薄さ」がかなり目につきました。特に、スーパーでのココとナッツの描写は、昨年までの「ふたりは」シリーズなら普通でしょうが、「大人の男性」が本質である本作においては、非常に違和感がありました。
 次回は夏合宿本番編です。できれば、戦いは軽く流し、夏休みを楽しむ皆の描写を主として楽しみたいものです。ただ、主軸はナッツとこまちのラブコメになる模様。ミュウファンとしては、「海で金髪と緑」というと、設定したものの描ききれなかった、白金とれたすを思い出してしまいます。「プリキュア5」では、ぜひともその轍を踏むことなく、設定した以上、きちんと描ききってほしいものです。

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