母の日を軸に、夏木母娘と夢原母娘の親子二代にわたる友情を描いた話でした。のぞみの母の恵美と、りんの母の和代が、子供のころからのつきあいである、という設定が判明。親子二代の幼なじみというわけです。そして、母親二人も娘と同様、恵美がボケをかまして、それを和代が突っ込んだりフォローしたりしていた子供時代を過ごしていたようでした。
その恵美が風邪をひき、のぞみが代わりに家事をやろうとして、ドタバタしながら話が進みます。そんななか、和代が来てなんとか一段落するのですが、状況を予測して助けにくるあたり、長いつきあいである事がよくわかります。親子二代にわたって常に親友の事を気にしているのでしょう。
そして、失敗ばかりしながらも、その恵美への想いをくみとって、のぞみをほめる和代と、それに応える恵美の会話の場面は、親の愛情が伝わってくるいい描写でした。
ナイトメアのほうは、ガマオが登場。今回はスーパーで働きますが、レジで寝るわ、舌で商品を陳列するわと目茶苦茶をやります。前回の公園掃除はそこそこちゃんと働いていたのですが、こういう仕事は向かないのでしょうか。というよりは、今回は、こんなのを雇った店のほうに問題があるのでは、とも思いました。
しかもまた、のぞみを店で見たら、よせばいいのに襲撃して結局逃亡。またもやバイト代はもらえませんでした。彼が金を稼げる日は来るのでしょうか。
そして戦いでは、話の主題にあわせてか、のぞみとりんのコンビネーションが目立ちました。特に、りんがスライディングキックを仕掛け、避けたところに、のぞみの蹴りが入る、というところはよく描かれていました。他にもいろいろありましたが、毎度の事ですが「のぞみを心配する時のりん」の表情や台詞は印象に残ります。
というわけで戦いが終わり、五人でのぞみの家に手伝いにいきます。しかし、うららはのぞみ同様で、こまちはボケをかまし、かれんもあまり役に立たず、りんが一人で突っ込むというオチになりました。
ただ、主題である「のぞみの手伝い」については、今ひとつ残念にも思いました。失敗するのは仕方ないとしても、最後に皆との協力でもいいので、何か一つ成果が出せる形にする、というわけにはいかなかったのでしょうか。いくら「ドジキャラ」とはいえやや安易さを感じました。不器用でもいいから、何とか卵入りの粥を完成させ、母親の笑顔を引き出す、というオチでもよかったのでは、と思いました。
せっかく、りんと母親二人の描き方がよかっただけに、そのあたりをもう少ししっかりさせれば、かなりの秀作になったと思われます。そういう意味でも残念に思いました。
ところで、旧シリーズの話になりますが、大人になっても子供からのつきあいを続けている恵美と和代を見た時は、なぎさとほのか、および咲と舞の事が頭に浮かびました。彼女たちもあのような付き合いを続ける事になるのだろうな、などと思いました。
次回は、こまち話。ナッツの酷評などもあるようで、そのあたりの関係がどう描かれるか楽しみです。