SS第46話

 満と薫が二人だけでダークフォールにキャラフェを取り返しに行く決意をし、パンパカパンに咲・舞・みのりに会いに行きます。そして、その二人の雰囲気から咲・舞が二人の決意に気づき、結局4人でダークフォールに行き、最終決戦に突入、という「終わりの始まり」話でした。
 満と薫が二人で行くことを決意した理由が、「四人で行って咲に万が一の事があったら、みのりが悲しむ」と薫が思ったため、という設定はうまいと思いました。また、みのりの発案で「今度またみんなで絵を描きに」という約束をしたくだりでは、「最終回ではあの漫画版描き下ろしの『アニメ化』があるのでは?」と期待させられました。
 また、「滅び」を至上とするアクダイカーンに対し、満と薫が「ではなぜ私たちを生み出したのか」という感じで「論破」し、逆ギレしたアクダイカーンが動き出す、というのもなかなか面白いと思いました。

 ただ、できるのなら、昨年・一昨年の「一ヶ月かけて最終決戦」は継承してほしくなかった、というのが本音です。「無印」の最後の一ヶ月がああなったのは、ネタ詰まりによるもの、という雰囲気が強くありました。さらにMAXに至っては、最終回について、監督氏が自ら「時間がなかった」と言っています。
 このあたり、開始時点では半年分の構想しかなかった(あくまでも私の想像ですが)のが、人気が出たために2年も続いた、という事もあり、ある意味仕方ないのかもしれませえん。
 それに対し、「スプラッシュスター」は最初から一年分の構想が作れたはずです。にも関わらず、「一ヶ月かけて最終回」を踏襲してしまいそうなのは、かなり残念なものがあります。まだまだ、優子と健太の話など、描き切れていない部分もあったのではないでしょうか。できれば、「最終決戦」はラス前と最終回の前半くらいにまとめてほしかったものです。
 というわけで、今回は前半終了直前から最後まで、ほとんどアクダイカーンと四人の戦いで占められていました。繰り返しになりますが、この世界において、もっと描ける事はたくさんあっただけに残念です。せめて、「最終決戦の決着」が、最終話の前半で終わる事を願っています。

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