今週も、さまざまな部分で「スプラッシュスター」の良さを感じる事ができました。というわけで、印象に残った場面も多々ありました。その中で特に一番だったのは、満の接客の場面でした。前回、パンパカパンを手伝ったときに咲に教わった「接客の基本」を行った満は、再びお客さんに喜ばれ、咲にも褒められます。それが嬉しかった満は、咲が去った後にガラスに向かって自分の笑顔を確認し、薫にも不思議がられます。
満にとって、あの時に咲・舞およびお客さんに感謝された事が一つの転機となったわけです。その時の事を思い出して、感慨を覚えたのでしょうか。いずれにせよ、非常に印象に残った「ガラスにうつる満の笑顔」でした。
さて、ダークフォールのほうは、最後に残ったキントレスキーとミズ=シタターレが組んで出撃、キントレスキーの「正々堂々」とシタターレの「変装」が混ざった結果、「サンタのコスプレをして正面からパンパカパンに乗り込む」というとんでもない「作戦」になってしまいます。その際に、大介とすれ違うのですが、久々にキントレスキーを見た大介は嬉しそうに挨拶し、さらにシタターレを見て「すてきな奥さんですね」と勘違いします。しばらく来なかった常連客の再訪を喜ぶ大介と、これまた再会を喜ぶキントレスキーの話し方と表情が、これまた印象に残りました。結果的に、これが正真正銘最後の会話だったわけです。そう考えると、もの寂しさもありました。
一方、和也が女の子とパンパカパンにケーキを買いに来たのを見た咲は、激しく落ち込みます。それを見た満と薫は、意味がわからないまま、精霊に頼まれて「さりげなく」励まそうとします。結果的にその「励まし」をする機会はなかったのですが、二人がどうやって励ますつもりだったのか、いつか語ってほしいものです。
さて、咲・舞はもちろん、ダークフォール出身の4人も全員サンタコス、という異様な風景(?)から戦いが始まります。その中で一人落ち込み続けている咲ですが、恒例行事である「シタターレの名を間違える」はちゃんとやってくれました。そのミズ=シタターレの設定した戦場は季節を反映して雪山でした。そしていきなり満と薫をカリツォーで動けなくする、という不意打ちで優位を築きます。
一方、咲は相変らず「失恋」を引きずっており、舞も精霊の力を出せません。しかし、満と薫、さらには舞の励ましにより咲は元気を取り戻します。そして満と薫がカリツォーを外した時点で勝負あり。二人にゴーヤーンマークを外された後、スパイラルハートスプラッシュが炸裂しました。
キントレスキーとシタターレも力をあわせて対抗しますが、ついに力尽きます。ここで消滅を知り捨て台詞を吐こうとしたシタターレに対し、キントレスキーが散り際の美学と説くと同時に、衝撃の告白(?)。それが功を奏し、キントレスキーのみならずシタターレも満足した表情で再度の消滅をむかえました。
そして夜になり、ホワイトクリスマスに。この雪は、シタターレの「クリスマスプレゼント」だったのでしょうか。さらに、わざわざ咲を尋ねて和也が現れ、咲のクリスマスケーキも食べ、こちらのほうはハッピーエンド風となります。
それを見て一安心した満と薫ですが、二人きりになると、消滅していったかつての仲間達と同じ未来を予感し、一つの決意をします。しかしながら、咲と舞が声をかけると、何事もなかったように、笑顔を見せてパーティーに行きました。
そうやって何事もないように微笑む二人を見ると、痛々しくなるほどの気丈さを感じます。残り4話しかありませんが、一切の憂いのない二人の笑顔を、ぜひ見たいものです。