SS第25話

 健太の家族が経営する「海の家・星野屋」を咲・舞さらには優子・仁美で手伝う話でした。
 舞の家で星を見たときに健太の「寒いギャグ」を顔を赤らめながら褒めていた優子が、今度は店の手伝いで大活躍。星野父・母が使おうと思っている食材を頼まれる前に用意するという手早さを見せます。なんか、健太との恋愛を通り越して嫁入りの準備をしているような、なじみぶりでした。
 その優子の活躍もあって当初は盛況だった「星野屋」ですが、咲と舞がフープ・ムープと、満・薫の逸話などを話しているうちに状況が一変。隣に出来たかき氷屋に全ての客を奪われてしまいます。そのライバル店の経営者は先週から登場のミズ=シタターレ。自らが支配する「水の泉」産の氷を使ったかき氷の味は星野父が思わず一気食いするほどの絶品で、おかげで客が流れてしまったのです。
 咲と舞の働いている隣で店を出すのですから、何かの陰謀かと思いきや、ただ単に「水の泉の支配者としての矜持」によるものだったようです。
 先週の初登場時はひたすら偉そうな事を言い続ける存在かと思っていたのですが、意外にもかなり面白い性格をしているようです。人間界で商売をした敵キャラというのは、前シリーズも含め「プリキュア史上初」です。次回以降の人間界での活躍(?)が楽しみになりました。

 当初は「同じ値段で増量」という事でシタターレに対抗しようとした星野父ですが。相手も対抗して増量するために、結局一時力にしかなりません。
 その苦境で活躍したのはまた優子でした。かき氷を食べきれない子供や、自分の子供の頃の事から、「かき氷でなく、海鮮焼きそばで勝負」と進言し、それが見事成功しました。
 店の実務はもちろん、マーケティングにも長けているようです。健太への想いゆえに発揮されたというのもあるのでしょうが、おそるべき女子中学生と言えるかもしれません。
 そして、そのシタターレの店の氷を調べにきたムープ・ウープが捕った事がきっかかけで戦いに入ります。その途中で満・薫に対する発言があり、彼女たちが「死んでいない」という事がシタターレの言葉からも判明したりしました。
 とりあえず、「星野屋」の売り上げもなんとかなり、めでたしめでたしに。締めもやはり優子で、星野家独特のダジャレを先取りしていました。何も知らない人が見たら、星野母とは実の親子と勘違いするのでは、と思えてくるほどのなじみぶりでした。
 それを見て「優子は海の家に向いている」という咲を健太が追いかけ回すところで話が終わります。別に咲が健太と優子の仲をどうこう言ったわけでもないのにこのように反応するところを見ると、健太もかなり優子を意識しているのかもしれません。この二人の話が今後どう描かれるかも楽しみです。
 というわけで、優子の活躍が目立った話でした。そして、他にも回想に出てきた満・薫のムープ・フープに見せたやさしさとか、シタターレとゴーヤーンの小コント、戦いの途中や終了後に見せた咲・舞の満・薫に対する想いなど、各所に面白さを感じさせられた話でした。

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