プリキュアMAXビジュアルファンブック2

 放映終了からやや間が空いて発行されました。SSが始まってまだ3ヶ月ちょっとですが、なぎさとほのかを見たら、ちょっとした懐かしさを感じました。
 最大の目当ては、やはり上北さんのフルカラー漫画です。今回のお題はフィギュアスケートでした。二人が無印の学園祭で演じた「ロミオとジュリエット」の衣装で町内(?)ペアスケート大会に出場します。内容については、特にひねりのない「なぎさがちょっとドジをしながらも、二人はスケートを楽しむ」というもの。なかよしに連載された話の一つ、という感じでした。
 特に目立った場面などはありませんでした。しかし、いつも通りのなぎさとほのかを久しぶりに見る事ができ、非常に嬉しく思いました。あと、今回も闇の住人が登場。サーキュラスとビブリスがプロ並みの演技を見せます。さらに、洋館の食事はビブリスが一人で賄っていた、という衝撃の(?)事実も判明しています。
 漫画の他にも、遊園地の一こまの絵および、なかよし表紙に掲載されたイラストなども収録されています。

 他はいつも通りの、描きおろしグラビア・制作者インタビュー・キャラおよび話の紹介・「またみてね」絵の一覧などでした。
 グラビアについては、奈緒・美羽がメインの絵があったのにちょっと驚きました。そこまで気に入っているならば、もう一つくらい彼女たちが活躍する話をMAXで見たかったものでした。あと、なぎさと小田島がラクロスをやっている絵があるのに、ほのかが主の絵がないのは、ちょっと釣り合いが取れていないのでは、などと思いました。
 制作者インタビューでは、ディレクターの西尾氏の解説つきでのMAX最終回の絵コンテを紹介していました。印象に残ったものとして、

  • 「ここでブレスが復活したのは、プリキュア自身の努力からなのか、それとも”すべてを生み出す力”によって授かったのでしょうか?」
    「それはこの話の課題としてありました。彼女たちが勝利するためには、そのとき考え得る最高のパワーを背負って後ろ盾とする、という言葉は好きでないんですがパターンとしては王道で、そういう事です。」
  • 「決戦のあと、いきなり卒業式につながるというところが、さすがだと思いました」
    「やりようがなかったんですよ(笑)。この手のラストって最終回らしくパズルのようにシーンを組み立てる手法をとらざるを得ないところがあるんですよ。まぁ、形にはなってますよね。」

の二つでした。
 ほかにも「ラストは時間がなかったので」などという身も蓋もない談話もあります。
 これらの談話を読むと、最終回を見た直後に自分が感じたことがあながち的外れでなかったな、と改めて思いました。あと、この質問者の意気込みぶりと、ディレクター氏の割り切りぶりのギャップには笑えました。「パターンとしては王道」だの「やりようがなかった」などという言葉を聞いた時の、質問者の表情はどうだったんだろう、などと悪趣味な事まで考えてしまいました。
 他にプロデューサー氏のインタビューもあり、その最後で「SS」になぎさとほのかが登場する可能性についての問いがありました。その答えは含みは残しておきたいというのが本音です。まあ今のところはない、ということで(笑)とぼかしています。私個人としては、無理して出す必要はないが、もし出すなら、「キュアブラックとキュアホワイト」でなく、「なぎさとほのか」を出してくれれば、と思っています。