SS第15話

 今回は母の日話でした。
 先週登場した満と薫は、今回はドロドロンに策を授ける役柄。しかもその策は、「咲のソフトボールの調子を狂わせる事で、戦いに影響させよう」という、人間社会の観察を早速生かしたものでした。もっとも、ドロドロンを助けようとするというよりも、自分たちの興味のためにやっている、という感じ。人間世界初登場となったゴーヤーンにも敵対的な発言をしていました。
 その助言にしたがったドロドロンは、ウザイナーを小型化して舞のグラブに潜ませ、投げたボールを全て暴投にする、という策略を行います。満と薫の読みは的中し、このいきなりのスランプに咲は「絶不調なり」と落ち込ます。
 先週期待した通り、「人間界潜入」にあたっての立ち位置がきちんとしているため、このような話が作れるわけです。この新展開への期待がより一層高くなりました。

 話のほうは、母の日が主題とあって、沙織が解決のきっかけとなります。子供の時の回想から、「手の大きさが同じになった」にもっていって、グローブを貸す、という流れ。それが結果的に「ウザイナー対策」になったわけです。やや不自然な気もしますが、まあ、これが「親のカン」というやつなのでしょう。また、「手の大きさ」の描写については、娘の成長を喜ぶ親、という視点で「母の日」を描いていました。このあたり、一緒に見ている親を意識した演出なのでしょうか。
 あと、ドロドロンの「グローブを使ってくれたら戦わない」という交渉(?)も笑いました。満と薫の陰に隠れそうな雰囲気でしたが、意外にも面白いキャラです。また、咲と舞をつけるため、江ノ電(仮名)の屋根の上に乗っていた時は、「日光に弱そうなのに、あれでひからびたりしないのか?」と余計な心配をしてしまいました。

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