SS第5話・カレハーン、古本屋を制圧

 今週はカレハーンのギャグはなし。その代わり、「絶版本を買い直そうとする咲たちを先回りして、古本屋の店員のフリをして待ち伏せする」という衝撃的な戦術を使っていました。
 これをやるには、まず咲たちがどんな本を探しているかを知り、さらにそれが絶版である事を確認し、その上で咲たちが行きそうな古本屋を探して店員になりかわる(もしくは偽の古本屋を作る)という、かなり面倒な作業が必要になります。だいたい、「絶版」という概念ならびに「絶版の本を買う方法」を知っていなければなりません。そう考えると、人間社会への研究量は驚異的と言えます。もっともその結果は典型的な「確かにすごいが何の役にも立っていない」に終わってしまいましたが・・・。
 あと、今回は「本は原料が木だから操れる」で、前回は「蝉は樹液を吸っているから操れる」でした。植物を取り込んでいればいいのでしたら、人間を始め、この世のかなりの物を操れそうです。そのうち、「大昔の植物が原料になっているから」などと言いながら石油の湧出量を操って、石油ショックを起こしたりするのでしょうか。

 話のほうは、舞の兄・和也のちょっと変わっているが能力は「完璧超人」という設定と、それと対照的に描かれる健太が主の話でした。この位置関係、柊と小暮に似ていなくもありません。もっとも、和也がその驚異的な能力でアクダイカーンをも手下にする、という展開になることはないでしょうが・・・。
 どうもこのテの同級生キャラのヒロインに対する屈折した愛情表現、というラブコメ展開は苦手です。というわけで、私的には、カレハーンと和也の完璧超人ぶりばかりが目立った話でした。

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