「トロピカルージュ」第17話

 ローラのプリキュア変身回でした。そしてプリキュアとして闘ったあとは、人間になっていた、という話でした。
 また、ヌメリー以外の敵幹部がいずれも自ら戦闘を行った話でもありました。それによって、意外な「実力差」がわかった話でもありました。

前回、初めて物事を後回しにせず、ローラにプリキュアを裏切れば人間にする、と交渉した後回しの魔女ですが、結局、ローラの返答については「後回しでいい」と本来のスタンスに戻っていました。
 そして、牢に閉じ込めるのですが、そこにはなぜか既にクルルンがおり、しかも鉄格子の窓はクルルンが抜け出せるほどの大きさでした。
 しかも、チョンギーレとヌメリーが二人して戦闘に出ていったため、一人でままごとをしながら留守番していたエルダから、あっさり鍵を奪えてしまいます。
 戦闘のほうは、夏海まなつは抜け出してローラを助けようとしますが、それを察したチョンギーレが道を塞ぎ、水中での一対一での対決となりました。
 そして、水中の利もあって、チョンギーレが段々とリードを広げます。
 残る三人も二体のゼッタイヤラネーダに大苦戦します。途中、涼村さんごが×バリアで攻撃を防ごうとしますが、素早い動きで裏に回られてふっとばされる、という一幕もありました。
 毎回、戦闘のたびに、この×バリアを使った攻防が色々と描かれ、密かに楽しみにしています。
 あと、吹っ飛ばされた涼村さんごを、即座に滝沢あすかが助けた、という描写も印象に残りました。

 ローラのほうですが、脱出してまずエルダを逆に牢に閉じ込めます。
 続いて、後回しの魔女からアクアポッドを取り返そうとしますが、見つかって捕まります。しかしながら、その手に噛み付いて逃げ出しました。
 プリキュア変身前に、幹部一人を倒し、さらにラスボスにダメージを与えた、というのは前代未聞だと思いました。
 しかし、バトラーの水流を使った攻撃は受けきれず、気を失います。ところが、気づくと、そこは人魚の女王の部屋でした。
 どうやってそこに着いたか、気になりました。まさか、実は女王と後回しの魔女は裏でつながっている、という壮大な伏線でもあるのかも、とまで思ってしまいました。
 さらに女王は不思議な事を言います。
 最初は、プリキュアを発見したから、当初の任務は完了なので、ここに戻ってもいい、と言います。
 もしローラがそれに従ったら、やる気パワーの回収はどうなるのだろうか、と思いました。
 しかし、それをローラが断ると、石化したトロピカルパクトを渡します。
 つまり、最初からローラが人魚の国に戻る事は100%ないと確信していたのでしょう。そして、ローラをプリキュアにする気もまんまんだったわけです。
 このあたりの心境や真意が気になるところではありますが、描かれることはなさそうです。
 そして、チョンギーレの技を受けて意識を失った夏海まなつの前で、ローラはキュアラメールに変身します。
 そのローラを見て、変身が解けていた四人も復活し、二体のゼッタイヤラネーダを四人技とローラのくるくるラメールストリームで倒しました。

 変身が解除すると、ローラの足は人間になっていました。
 そして、留学生という設定で、夏海家に居候する所まで描かれました。
 17話で新プリキュア誕生は、昨年の19話に次ぐ速さです。
  しかし、昨年はコロナ禍で再放送があったため、新プリキュア登場は8月でしたので、かなりのスピードだと感じました。
 そして、早くも「後期ED」になっていました。前期EDが16回しか流れなかった、というのも最短記録だと思われます。
 この後、五輪が始まると放送が中止になるようです。それを意識しての事なのでしょうか。もしかして全40話に満たない構想なのかも、と思いました。
 次回は、ローラの初登校話です。いきなり水泳を始める、というのには驚きましたが、人魚とのギャップを感じさせるためなのでしょうか。
 風紀委員会や放送部と既に築いた人間関係なども描かれるのか、楽しみにしています。