風鈴アスミが平光ひなた並びに彼女が預かった保護犬「ポチット」と交流した話でした。
犬ならびに犬と仲良くする人々を見て、さらに「ポチット」と心を通わせながら、「可愛い」という想いを理解していく、という筋立てでした。
最後の描写で、風鈴アスミがプリキュアチームの一員である、という事が自然な形で描かれたのが印象に残った話でした。
冒頭は、平光ひなたの父が、診察を頼まれた猫が不調になった理由が、家族の増加である事を見抜く描写があります。それを見た、風鈴アスミが、会話ができないのに、病気の原因がわかる事に驚きます。
その後、保護犬の「ポチット」が登場します。この時点では、平光ひなたにしか、心を開いていません。
それが、皆でドッグランに行き、交流しているうちに、だんだんと心が通じ合っていく、という流れになっていました。
その中で、風鈴アスミも、当初理解できなかった「可愛い」という概念を我が事として理解するようになります。
そして、最後には、臆病だった「ポチット」は、闘いでプリキュアを守ろうと自ら立ちはだかり、さらにそれを身を呈して守った風鈴アスミと友達になる、という筋立てでした。
前回の事が評価されてか、沢泉ちゆが、風鈴アスミの担当みたいになっていた、というのも面白いと思いました。
ドッグランに行く途中、「人それぞれ」という言葉に過剰に反応し、姿が薄くなった風鈴アスミを沢泉ちゆが気遣う一方で、花寺のどかと平光ひなたは気づかずに歩いている、という描写は興味深いものがありました。
あと、ドッグランでの描写は静止画が多様されていました。そのなかで、沢泉ちゆが陸上部の「本気」を出して走ってしまい、あとで風鈴アスミに詫びる、という絵も印象に残りました。
これまで、ラテに強い思い入れを持っていた風鈴アスミですが、今回は、「ポチット」との交流もあり、直接ラテに関わる描写はあまりありませんでした。
そして、他の犬と関わることにより、ラテへの理解も深まる、という事が遠回しに描かれていたのも上手いと思いました。
ビョーゲンズの描写は短かったのですが、グワイワルがメガパーツ発見を自分の手柄のように言ったのに対し、ダルイゼンが冷静にバテテモーダの功績だと言ったあたり、らしさが出ていたと思いました。
これで新プリキュアお披露目も一段落という感じです。
当初、風鈴アスミの「世間知らず」を強調して描いていたときは、かなり違和感がありました。しかし、最終的には上手く落ち着いた、という感じで収まりました。
次回からは、改めて四人のチームとして動き出す感じです。どんな話になるか、楽しみにしています。