なかよし2020年7月号

 「ヒーリングっどプリキュア」は、沢泉ちゆがリンボーダンスをする話でした。
 このシリーズでリンボーダンスといえば、「プリキュア5」第9話にも出ており、13年ぶりになります。
 描き方も13年前同様、専門的で、上北さんはリンボーダンスに造詣が深いのだろうな、と思いました。

 沢泉ちゆが走り高跳びをする描写から始まります。
 応援していた花寺のどかに「高いところを飛ぶポイント」を尋ねられた沢泉ちゆは「バーに向き合う気持ちかな」と答えていました。
 一方、ペギタンに「ハイジャンプの面白いところはどこペェ」と尋ねられると、「空に近づけることかしら」とアニメと同じ事を答えていました。
 続いて、「力強く踏み切って、ふわりとバーを超える気持ちよさ…格別よ」と語りました。
 一方で、平光ひなたは「体重とかいい感じでキープするの大変そう」と、彼女らしい指摘をしていました。

 続いて、浜辺のバーベキュー大会に皆で参加します。そこでは、リンボーダンス大会が行われ、母親の沢泉なおが参加していました。
 同じ「バーをこえる競技」ですが、沢泉ちゆはすぐに走り高跳びとの違いに気づきます。
 そして、持ち前の運動神経と柔軟さで、初めてでも関わらず、クリアしていきました。
 そして、くぐりながら、走り高跳び同様、体がふわっとなる感触をえます。
 それを母親にほめられ、また、この経験をもとに、走り高跳びの成績もさらに上がった、という話でした。

 沢泉ちゆの走り高跳び設定に、作者が造詣が深いリンボーダンスを組み合わせたという、この漫画ならではの面白い話でした。
 そしてぜひ、13年後の漫画プリキュアでも、リンボーダンス話を読みたいものだと思ったりもしました。
 ところで、最終ページを読み終えたあと、いつものクセで、次のページにある、アニメ放映情報と出版情報のページを見ようとしました。
 しかしながら、アニメ放映一時中止により、そのページはありませんでした。
 当然と言えば当然ですが、16年間、毎月見ていたページなので、少なからぬ喪失感がありました。
 コロナ禍のほうはまだまだ予断を許しませんが、一ヶ月でも早くこのページが復活してほしいものだと願っています。

 「東京ミュウミュウオーレ」は、渋谷葵のキスで日向あんずの洗脳が解け、闘いも渋谷が勝利するも怪我を負う、というところから始まりました。
 その後、六本木が落ち込んでいる日向あんずを元気づけるという逸話が描かれました。
 また、日向あんずが看病中に、渋谷葵の胸がはだけたり、「しっぽの生え際」が描かれるという「サービスシーン」もありました。
 少なくとも「なかよし」においては、桃宮いちごではこの描写は出来ないので、これはまさに「男性ミュウミュウにしかできない描写」だな、と思ったりもしました。
 そして最後には五人目のミュウミュウとおぼしき少年が登場しました。
 来月で五人が揃うのでしょうか。できたらそのあとは、代々木を始めとする四人の為人を中心に描いた話を一話ずつ読みたいものだと思っています。