第37話・演劇と歯磨き

 今回の主題は「学園祭でのクラス出典の演劇・ロミオとジュリエット」でした。衣装係として第14話の「にせプリキュア」の二人が復活。あの話では「懲りずにまたコスプレする」というオチでしたが、さすがに半年近くたった今ではあれは「触れられたくない思い出」になっていたようです。
 配役はクラスの投票により、ロミオ-なぎさ、ジュリエット-ほのかに。二人のクラス(というよりは学園全体?)の位置付けからすれば当然の結果でしょう。
 一方、先週、侵入を許した事もあり、森ごと移転した洋館はヘンな雰囲気。真面目に悩む角澤を尻目に、結城は歯を磨きながら登場。さらにそれを見た翔子も歯磨きを開始。作戦について尋ねられても、そんなの上の空で「これからは毎食後歯磨きをしよう」などとつぶやく始末です。次回予告でもなぎさが歯磨きをしていましたが、何か歯磨き関係の多額のタイアップでもついたのでしょうか。
 タイアップはいいのですが、前半部の楽しみである「翔子のつぶやき→絶叫→ズッコケ」はやってほしかったものです。
 あと、執事ザケンナーもレギュラー化した様子。嬉しい限りです。先週の失態をジャアクキングに報告するかしないかで論議。角澤は報告を主張したものの、結城の判断で不問にすると決定されました。このへん、組織の風通しを重視する今の会社員の角澤と、「結果的に被害が出なかったから」と上に報告しない団塊世代の現場責任者である結城の対立、と解釈するのは考えすぎでしょうか。

 さて、演劇のほうですが、「夢はハリウッド」という「演出家」志穂のもとで、厳しい稽古が続けられます。今にして思えば、先月の退部騒動は「ラクロスか演劇か」の悩みもあったのかもしれません。
 ただ、志穂の大構想も、なぎさへの「セリフ指導」で終わってしまいます。彼女の目指していた「闘うロミオとジュリエット」がどのようなものだったか、ちょっと興味があったのですが。結局、ザケンナー乱入のため、そのへんは謎に包まれたままで終わってしまいます。
 「闇との戦い」のほうは、「今なら変身しても芝居と思ってもらえる」という冒頭以外は特に真新しいものはありません。普通にピンチになって普通にレインボーストームが発動して終了しました。
 そしていきなり芝居が再開。客席から現れた二人が舞台で抱き合って感動のエンディング(?)となっています。この「客席から」というのも志穂の演出だったのでしょうか。
 演劇部分の気合のいれようが、後半でちょっとわけがわからなくなったように感じました。演劇と戦いは完全に切り離して作ったほうがより面白くなったのでは、と思った次第です。

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