Max第41話・なぎさ、藤村に誕生プレゼントを渡す

 昨年の藤村の誕生日の時は、「恋と友情の板ばさみ」を主題にしていました。しかし今回は、「藤村にプレゼントを渡す」事だけを正面から描いていました。プレゼントを選ぶところから刺繍して、それを渡しに行くまでの過程に、ほとんど余計なものを入れずに描かれています。また、今年に入ってからの「なぎさへの愛情がない描写」も一切ありません。特に、サッカー部のいる市民公園に行く途中に、自転車で坂道を登っている主婦を見かけ、急いでいるにも関わらず手伝うあたり、「本来のなぎさはこういうキャラだったよな」と懐かしさみたいなものまで感じてしまいました。
 ほのかは勿論ですが、ひかりも自然になぎさの応援をします。敵の襲撃でボロボロになった包装を二人してなおすところや、無事渡せた後のハイタッチなどがこれまた上手く描かれていました。こういうのを見ると、ひかりも一年近い生活ですっかりなじんだな、という感じです。また、刺繍をしている時の部屋でのミップルとの会話も、これまでありがちだった変な毒がなくて気分よく聞けました。
 また、作画の質もかなり高く、作り手が力を入れた話だというのがそこからも伝わってきました。できるならば、こういう自然ないい話をもっと作って欲しかったものでした。

 ドツクゾーン絡みのネタのほうは、洋館の少年は相変わらず様子がおかしいまま。一方、ひかりも、道を歩いている子供を、洋館の少年と勘違いするなど、意識過剰になっています。そして少年はまた一人で外出しました。しかし、ひかりと会いそうになった時にバルデスが登場。「まだ会う時ではない」などと言いながら、翼竜とグランドの照明を合体させたようなザケンナーに襲撃させます。
 しかし、戦いのほうは、エクストリームルミナリオでザケンナーを倒してあっさり終了。冒頭のセリフ通り、ただ単にひかりと少年が会うのを邪魔するためだけに襲撃した、という感じでした。
 なお、今回の話で妙に存在感を発揮していたのはベローネ学園高等部の相撲部員でした。何度もなぎさに道を聞かれ、間違っていたり、微妙に役に立たなかったりする情報を教えます。ちなみに、この日の相撲部も、サッカー部同様市民公園で練習していた模様。という事は、あの相撲部員は自分でも市民公園への道が良く分からず学校に居残っていたのでしょうか。それならば、不適切な道案内にも納得できます。
 なお、余談ですが、市民公園での相撲部の練習、「すり足」という基本中の基本に反した足運びをしています。これと、相撲部員が謎の「ドスコイ語」で話す事が、今回の話の数少ない「突込みどころ」でした。

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