なかよし2006年1月号

 「プリキュア」は雪だるま作成話。アカネの風邪に対し、「雪だるまのおだんごパワーで風邪が治る」というなぎさに対し、突っ込みきれないほのかが珍しいです。薀蓄も「日本と西洋の雪だるまの差」くらいでしたし、今回のほのかは本調子ではなかったのでしょうか。その代わりというわけでもないのですが、冒頭の雪を見て喜ぶほのかの描写は非常にいいです。漫画だといろいろな私服を見れるのがいいですね。もちろん、それを上手く描く上北さんのセンスがいい、というのもあるのですが。
 その後もなぎさのギャグは続き、巨大タコヤキ型雪だるまを完成させて、「アマテラス・オオカミ女」と大声でアカネを呼びます。とっさに、「天岩戸」を思いつくあたり、なかなかの知識と教養です。間違い方にも味があります。それにしても、あのタコヤキ雪だるまの「ソース」の部分はどうやって作ったのでしょうか。
 相変わらず、ホッとさせられる話でした。

 「少女天使みるきゅーと」は、前回の新キャラのフェトが男子生徒として転入。さらに新キャラの大魔王サタンの娘・リリムこと左端利兎まで転入してきます。それでいきなり翼に迫りますが、翼は、美羽にキスするふりをして交際宣言。それを見てショックで溶けてしまった瀬魚の描写が面白かったです。
 そしてリリムが襲撃。なんとも言えないセンスの悪霊と、バニーガールと和服をくっつけたような感じの斬新な服装には驚かされました。そして少女天使の服装に厳しいツッコミを入れます。怒った瀬魚は新技(?)「みるまりんキック」を披露。やはり彼女は空手技で戦うのが似合っています。
 しかしこれがリリムの怒りを呼び、悪霊は第三段階へ。少女天使たちでは手におえませんが、ラプラスに変身した翼に救われます。裏切り者というレベルを通り越したような行動ですが、この世界ではさほどおとがめがない、というのは仕様なのでしょう。
 とにもかくにもいろいろな意味で面白すぎます。単行本が出る日が今から楽しみです。

 「ゆめゆめゆうゆう」は、なんか四神がこちらの世界と向こうの世界とワンセットずついる設定のようです。あわせて「八神」なのでしょうか。ヒロインが好きな男が青龍というと、「Dr.リン」を思い出しました。
 「シュガシュガルーン」は通行料を稼ぐために女装して剣舞をして「おひねり」を集めるピエールに同情させられました。精神的葛藤に苦しむバニラといい、オグルというのは大変な仕事だな、とつくづく思います。
 「キッチンのお姫様」は空の「プリンの王子様」と大地のナジカへの思いが確定。めでたく(?)三角関係成立となりました。相変わらず茜が可愛そうすぎます。まあ、今月号は巻末で茜の髪型設定秘話がイラストつきで見れたのでよしとしますか・・・。
 「王子様の作り方」は、冒頭でいきなりワカサギ釣りのやりかたで鮭を釣ろうとしている「王子様」たちに苦笑させれました。いろいろな意味で間違いすぎています。そしていきなり登場の新キャラ「心」がユイリと入浴。普通、このテの「風呂の中から聞こえてくる声に驚いて踏み込んでみた」というのは無難なオチがあるのはずですが、それすらありませんでした。それにしても、「×××」というのは何の伏字なのしょうか。でもって、この心がユイリにベタベタするのは、実は兄の純の気を引くため、というオチもあり。最後のあたりは、「兄弟愛」のレベルを通り越していました。いつもながらすごい作品です。とはいえ、こちらは単行本を買う気はおきませんが・・・。
 「トモダチ」は藍は冒頭3頁のみの出演で、「主役」は来実。悪事がイモヅル式にばれてしまいます。そのイモヅルぶりは、どこぞの耐震設計を連想させられました。今回の話を見ていると、作者は藍より来実のほうが動かしやすいと思っているように感じます。
 「地獄少女」は、悪徳獣医の話。ふとCLAMPの「東京BABYLON」の超強力な霊能暗殺者、「逆凪」の犠牲動物を確保するために獣医をやっている桜塚星史郎が「恨み」の対象だったら、どうなっていたのだろうか、などとしょうもない事を思いました。

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