なかよし2020年1月号

 ここ2ヶ月ほど、なかよし購入を休んでいましたが、「東京ミュウミュウオーレ」が連載開始、という事で購入しました。
 「なかよし」を購入するようになったきっかけは、16年前の今頃、漫画版「東京ミュウミュウ」の展開が気になりすぎて、発売日にすぐ読みたくなったからでした。
 それから15年以上、毎月購入し続けたわけです。そして、再び購入するきっかけになったのがまた「東京ミュウミュウ」だった、というのは我ながら面白いと思いました。

 その「東京ミュウミュウオーレ」ですが、メインキャラは高校生で、レッドデータアニマルの遺伝子を打ち込まれて変身するのは男性です。
 一方で、ミュープロジェクトを企画する科学者は女性の日向なつめで、その姪である日向あんずが本作のヒロインという設定でした。
 「無印」の男女逆転バージョン、という感じです。
 なお、男性キャラの名字は東京の地名で、女性キャラの名前は食べ物、というのは「無印」と同じでした。
 ただ、男性キャラの名字は、渋谷・代々木・広尾・神田・六本木と明かされており、「無印」における「港区の色付き縛り」に比べると、統一性がないと思いました。もっとも、元祖のほうも「あらもーど」で目黒侑を出した時点で、統一性はなくなっているのですが…。

 なお、主人公は、ミュウミュウに変身する渋谷葵ではなく、叔母によってサポートメンバーにさせられた日向あんずでした。まあ、少女漫画ですからそれが当たり前なのですが、ちょっと意外でした。
 その日向あんずは、レッドデータアニマルをはじめとする動物マニアである一方で、武術の達人という設定でした。それだけ見ると、「無印」の青山雅也の女性版という印象ですが、彼女が「ラスボス」なのでしょうか。

 ミュウミュウのほうですが、ミュウミュウ1号である渋谷葵は芸能人並のイケメンで、学校の有名人ですが、本人は自分に能力がないと卑下しています。
 性格も生真面目で、強くないのに、からまれた日向あんずを助けるなど、顔と性格は完璧超人、という設定のようでした。
 そして、もうひとりのミュウミュウ・代々木静も第一話から登場していました。
 彼は自他共に認める天才少年で、戦闘中もメガネをかけています。打ち込まれた遺伝子がアマゾンカワイルカというところから見ても、設定上は碧川れたすの位置付けですが、主人公に容赦ないツッコミをいれまくるところは、藍沢みんと的位置付けだと思いました。

 日向あんずをはじめ、各キャラの描き方が面白く、「東京ミュウミュウ」のオマージュとしても、普通の漫画としても楽しめました。
 次号は、元祖「東京ミュウミュウ」の2020年版も掲載されるそうで、そちらともども楽しみです。

 「スタートゥインクルプリキュア」は、星名ひかるが幼少の頃に見たというイエティを探す、という話でした。
 ただ、皆で歩き回り、イエティやケセランパサランがどうこう、というとりとめのない話をした、という展開でした。
 あっさりとしていましたが、まあ仕方ないと思いました。
 アニメで10月から11月にかけて流れた話を序盤でやっておけば、上北さんもキャラをしっかりつかみ、独特の解釈とともに個性を膨らませて描いていたでしょう。
 しかし、それがなかったため、この期におよんでも、キャラが固まっていません。
 そういう事もあり、毎度ながらもったいなさを感じました。
 なお、五人の冬服はとても丁寧にかつファッショナブルに描かれていて、印象に残りました。