羽衣ララの里帰り・後編でした。
彼女と、パーソナルAIの絆を描いたという感じの話でした。
あと、久々に再開したテンジョウとアイワーンのやりとりも印象に残った話でした。
前回の流れで、冤罪を着せられた羽衣ララに対し、家族三人は、最初は「自分たちが一緒に謝るから自首して」という態度を取っていました。
家族であるにも関わらず、彼女が無罪であるとは、つゆ一つ思わないわけです。
それが、AIがハッキングされた状況で行動できる姿を目の当たりにし、さらにプリキュアである事を知ったら、態度が180度変わりました。
惑星サマーンはAIが頂点に立ち、家族愛よりAIの定めた価値観を優先するという価値基準を住人が持つディストピアです。
その設定を徹底して描いている、という事には、別の意味で感心させられました。
ただ、せっかく母親役に平野文さんを起用したのですから、どこかで、母親が電撃を出すくらいの遊び心があってもいいのでは、とも思ったりしました。
あと、今回、羽衣ララは、両親と兄の前で変身しました。家族の前でプリキュアに変身するのは、筆者の記憶では、10年前の「フレッシュプリキュア」以来かと思われます。
先週も書いたように、惑星サマーンが「フレッシュ」の管理国家ラビリンスとよく似ている事もあり、もしかして意識的に「フレッシュ」をオマージュしているのだろうか、などとも思いました。
一方、敵方は、テンジョウと、ノットレイダーから出ていったアイワーンが共闘する、という設定でした。
これまでの描写から、アイワーンはノットレイダーを追放されたのだろうか、と思っていました。しかしながら、今回の会話を見る限り、「自己都合退職」だったようでした。
バケニャーンの件で、気まずくていられなくなった、という事だったのでしょうか。
あと、「光堕ち」以外の理由で、敵組織を自己都合退職したのは、ブンビー以来なのでは、と思ったりもしました。
次回はいよいよ夏休みが終わって地球編、と思いきや、星空連合とか、ノットレイダーの総攻撃などの「イベント」が目白押しになる話のようです。
なかなか、地球の日常話が描かれる事がなく、ちょっと寂しく思っています。