なかよし12月号

 「プリキュア」はクリスマスネタ。キャラ達が「シンデレラ」の劇中劇をやるのですが、演技の間にすぐ素に戻る、という変わった趣向で話が作られています。
 役回りはひかりがシンデレラでアカネが継母、ほのかが魔法使いで王子はポルンとメポミポの三人羽織(?)、そしてなぎさは何故か「サンタ」というオリキャラ(?)です。
 演技上のセリフと素の人柄が交互に出てくるので、ちょっと作品としては分かりにくいかな、という気もします。ただ、描写はそれぞれ面白く、特に「南瓜の馬車」のところが「籠に南瓜を入れて自転車に乗る」、になったのには笑えました。
 最後は、三人羽織の王子と踊るのですが、構造に無理があって「合体王子様」は分解します。そこで、ポルンを顔につけたなぎさが急遽代役に。そしてそのなぎさ(+ポルン)と踊るひかりの胸がときめく、という感じの話でした。
 「王子様と踊る」のあたりの表現を見ていて、ひかりとなぎさでフラグでも立てようとしているのかな、などとも思った話でもありました。

 花森ぴんくさんの新連載「ゆめゆめ☆ゆうゆう」は、双子の姉妹で、利発でないほうが、いきなり異世界のナントカの巫女になるとかいうもの。なんか、今ひとつつかみにくい話でした。
 「少女天使みるきゅーと」は、敵役の悪魔・翼が二度目の失敗ではやくも謹慎処分に。そして、上役とも言える兄・トアと、第二の刺客である従姉妹・フェトが出てきました。この従姉妹は短髪で一人称は「ボク」というボーイッシュ系。ヒロインの美羽の「女装した美少年風」の外見と対をなしているのでしょうか。
 そして戦いのほうですが、フェトが洋服の新作発表会を装って美羽・瀬魚を含めた女の子を集めて、そこで襲撃する、というもの。そこに翼が乱入。「美羽たちは『天使』ではない」などとフェトに嘘を言いながら助けに入ります。その間に二人は変身して戦闘場面になるのですが、操られる他の女の子たちは、瀬魚が空手で一網打尽に気絶させ、悪霊みたいなのは美羽が倒す、という役割分担がうまく描かれています。それにしても、こういう戦いを見ていると、瀬魚の「戦闘服」はエプロンドレスでなく、空手着ベースにしてほしいものだ、と思います。
 「シュガシュガルーン」は、飛ばされた世界でピエールと再開。しかも、そこはかつての記憶に出てきた、ショコラとピエールが遊んだ森のような感じです。そして人間界に戻る道を探したりしながら、より一層親密度が上がっている感じです。人間界に戻った時、バニラとの三角関係(?)がどうなるか、今から心配です。
 「トモダチ」は相変わらず来実の悪女ぶりばかりが目立ちます。水谷さんにバレても、露骨に開き直る様は堂に入っています。いまや、やまとや藍より存在感があるように思えてきました。
 「キッチンのお姫様」は、茜の工作が効を奏し、大地がナジカに冷たくなります。部屋で陰謀を進めながら、心の中でナジカに謝る茜の描写はとても可哀相に見えます。まあ、経過はどうであれ、早くナジカと空でくっついて、茜が陰謀を張り巡らせる必要がなくなるようにしてほしいものです。
 「王子様のつくりかた」は、今回、「お色気シーン」の担当を新連載と「チェリージュース」に譲ったためか、ヒロインが最初から最後まで、ずっと服を着ており、押し倒されたりもしませんでした。連載が始まって以来の快挙(?)ではないでしょうか。

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