プリキュアMAXビジュアルファンブック

 無印から数えると通算3冊目となるビジュアルファンブックです。今回の最大の目玉は上北ふたごさんのフルカラー描き下ろし漫画でしょうか。内容はなぎさ・ほのか・ひかりにメポミポ・ポルンでカラオケに行った後、王様ゲームをやる、というものでした。
 それはいいのですが、そのカラオケ屋の店名は「ポイズニー屋」で、従業員はポイズニーとキリヤの姉弟、店の看板はジャアクキングです。しかも隣室では、現在の敵役の四人組がカラオケをやっており、そこの画面にはジュナとレギーネがいたりします。
 さて、王様ゲームですが、何故かなぎさばかりが「王様」を引きます。そして、なぎさは「変顔でにらめっこ」とか「好きな人を告白」とかやりたい放題。ひかりは律儀に「あこがれている人なら、・・・な・・・」と告白(?)。なかよし本誌の感想にも書きましたが、上北さんは、ひかりとなぎさのフラグを立てたいようです。そこで途中から、「命令」を各自が紙に書いてあらかじめ入れておき、「王様」から命令権を剥奪する形にします。その結果、いろいろ奇妙な「命令」が実行されますが、最後の「命令」は、ひかりの「これからもみんな仲良くしましょう」というもの。内容といい、その軽いボケといい、いかにもひかりらしいです。
 と、和んだところで、急に隣室の四人組をはじめ、歴代の闇の住人が全員で乱入。特に、「第2部」の洋館三人組はそれぞれ、「角澤=道路工事人の変装」「翔子=ラクロス選手に変装」「結城=フードつき寝間着」といった特徴的ないでたちでした。
 話の本編も楽しめましたが、この最後の闇の住人大集合には、懐かしさも含め、感慨深いものがありました。本書において上北さんは、「ピクニックに行くなぎさ達」のカラーイラストを見開きで描き下ろしていますが、次の機会には、ぜひ「闇の住人オールスターズ」も見開きで描き下ろしてほしいものです。

 後はまあ、いつもと同じように、巻頭にカラーイラストがあって、後はキャラ紹介、話の紹介、声優さんや製作者のインタビューなどがありました。まあ、このあたりはこんなものでしょう。一つ残念だったのは、ラクロス部員を主とした運動会の絵。「背景」に入っているほのかがえらく手抜きで描かれていました。もう少し何とかならなかったのでしょうか。

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