「HUGっと」第26話

 大道寺さあやが、自分の「将来の夢」を決めた話でした。
 また、大道寺家の設定について、色々と描かれた話でもありました。
 あと、短い場面ではありますが、このシリーズの主題である「ハグ」についての警鐘が描かれた場面が印象に残った話でもありました。

 初期設定の「人が見ているとあがって、本来の演技ができない」という欠点をいつの間にか克服した大道寺さあやが、飲料の広告に抜擢され、一躍有名人になる、というところから始まっていました。
 そして、母親の大道寺れいらの撮影を見学し、さらには父ならびに当時のスタッフとの思い出話などに心を惹かれ、自分の目標を「本格的に芸能活動をして、母親と共演する」に定めていました。
 自分的には、序盤で描かれた、情報通信機器や電動ドリルに萌える彼女が印象深かったので、そっちの道に進んでほしかったという思いがありました。今回の話でも、「やはり女優ではなく…」という展開を期待していました。それだけに少々残念ではありますが、現実的に考えれば、こちらのほうが正しい選択なのでしょう。

 ところで、今回、大道寺さあやを赤ちゃんの頃から知る監督が、いきなり彼女に「ハグ」をして、女性陣に怒られる、という描写がありました。
 当然ながらこの監督の行為はセクハラです。シリーズのコンセプトは「ハグ」なわけですが、あくまでも、これが好意の表現になるのは、お互いが同意することが大前提、という事を改めて伝えたかったのだろうか、と思いました。

 あと、父親の大道寺修司についても気になりました。今回の話を見る限り、職業はフードコーディネーターなのでしょうか。話の展開では、たまたま料理が得意だから作った、という設定のようでしたが、仮にも料理を主題にしたドラマで、アマチュアに料理を作らせるとは思えません。このあたりの設定も、今後、描かれるのでしょうか。気になるところです。

 次回は、担任教師の家庭での出産話です。「子育て」が主題なだけに、このような話も描かれるのでしょう。とりあえず、高校生の野球大会のせいで一週飛ぶのは残念だと強く思っています。