ルールーが野乃家にホームステイし、さらには学校に転入してきた話でした。
歴代シリーズでの「潜入」は、「フレッシュ」のイースや、昨年のジュリオのように、本当の人柄を隠す場合と、「S☆S」の満と薫、無印のキリヤのように、素の人柄でプリキュアやクラスメイトと接する場合がありますが、ルールーは後者でした。
そして、その強烈な個性を思う存分発揮した結果、極めて強いインパクトを持つ話に仕上がっていました。
今回、一番衝撃を受けたのは、男性五人から「つきあってください」と言われて、最初は同行の意味の「付き合う」と解釈し、それが違うとう言われると「拳での突きあい」と解釈し、しかも即座に行動に移した、というルールーの思考回路でした。
恋愛的な知識はインプットされていないという事なのでしょうか。
いずれにせよ、「付き合ってください」と言われて、拳で柱を突き、ヒビを入れる、という描写は深く心に残る名場面となりました。
他にも、ルールーの、潜入しているにも関わらず、自らの特殊性を全然隠そうとしない言動は、強く印象に残りました。
とはいえ、この話、ルールーの独擅場というわけではありませんでした。完全に脇にまわった大道寺さあやと輝木ほまれも、各所で、その個性を発揮していました。
わが道を行くルールーに唯一正面からぶつかった輝木ほまれの描写と、ルールーに気をつかい続けた大道寺さあやの描き方はそれぞれ印象に残りました。
さらに、戦闘時にルールーを守ろうと突っ走る野乃はなに対し、大道寺さあやが「もう、心配させないで」と言った場面も彼女らしさがよく出ていると感じました。
あと、サプライズパーティーの開催直前に、色々動き回った場面も面白いと思いました。
野乃はなが時代劇の真似をして「首尾はどうじゃ」と訪ね、それに対し、野乃ことりが「ぬかりないです。姉上」と応じたあたりに、これまであまり描かれなかった、二人の仲の良さがよく出ていると思いました。
さらに、それがルールーにバレてしまって二人で抱き合って驚き、続いて野乃ことりが「どうしよう、お姉ちゃん」と言ったところも印象に残りました。
一方、敵方でも、パップルが残業続きだと彼氏に愚痴る一方で、その彼氏がひたすら、手を洗い続ける、という含みのある描写も気になりました。
この謎の彼氏と、社長並びにジョージの関係がどうなのか、これまた気になっています。
あと、戦闘時にオシマイダーが途中から円盤に変形して攻撃をしたのは、ウルトラマンレオファン的には嬉しいものでした。今後も、ルールーが出陣する際には「恐怖の円盤オシマイダーシリーズ」になれば、と思っています。
率直に言って序盤は、設定が重すぎて、キャラの動きがぎこちないと思った事も少なくありませんでした。
しかしここに来て、キャラが立ったというかこなれたという感じで、皆、自然に動くようになった感じです。
当面はルールーの心の動きが主題になりそうな感じですが、それに際して、皆がどのような活躍をするか、期待が増してきました。
次回は保育園での「お手伝い」話です。予告では、保育マニュアルを習得したルールーが園児たちをかばう行動にでる描写が心に残りました。
それを含め、どのような話になるのか、今から大変楽しみです。