新年あけましておめでとうございます。プリキュアが十五周年という事ですので、このブログも十五周年となります。
引き続き淡々とプリキュアの感想を書いていきますので、よろしくお願いいたします。
雑誌版最終回となる話は、宇佐美いちかの誕生祝い話でした。
将来を見据えて動き出した他の五人に対し、自分は何も考えていないと、宇佐美いちかはちょっと凹みます。
しかし、帰宅してその不安を両親に話すと、二人は、昨年の正月の過ごし方との違いを話します。
それによって、宇佐美いちかは、自分の成長と将来へ向けての道を確認することができました。
そして、翌日、プリアラのメンバーが開いてくれた誕生日パーティーに、祝われる立場でありながら、皆に「プレゼント」としてケーキを作ります。
そのケーキには、六人の原点であるアニマルスイーツが乗っていました。
そして、宇佐美いちかは、「わたしに出会ってくれてありがとうの気持ち、そして、みんなの夢を応援する、そんなスイーツなの」と言いました。
そして、みなでそのケーキを囲んで、他愛のない話をします。ただ、そんななか、琴爪ゆかりが「キラパティは、できるかぎり皆で続けていきたいわ」と言っていたのが印象に残りました。
結局、宇佐美いちかはの将来の目標は決まらないままでした。
自分的には、そういうふうに描いた事に強い共感を持てました。
まだ中学生なのですから、無理に将来の夢や目標を決める必要はないわけです。
もちろん、決めてはいけない、という事はありません。同様に、決めてないのはいけない、という事もありません。
そのあたりをきっちり描きつつ、宇佐美いちかの良さを表現していた事に感心し、かつ嬉しく思いました。
このシリーズの漫画には、かなり、上北さんの思い入れの強さを感じました。おかげで、一年間、大変楽しむことができました。
3月の単行本で描かれる、「真の最終回」である描きおろし漫画がどのような作品になるのか、今から心より楽しみにしています。