最後の琴爪ゆかり話でした。
彼女のキャラクターの「強さ」の描かれ方が大変印象に残った話でした。
改めて、プリキュア史上に残る、強烈な存在なのだな、と思いました。
冒頭で、「三ツ星ニャンコ」による琴爪ゆかりへの対応の変化が描かれていました。
彼にとって、何か、彼女が変わったと思わざるをえなかった、という事なのでしょう。
そして、琴爪ゆかりは、留学を決意したり、宇佐美いちかに「ギュッとして」と頼むなど、かつて見せなかった言動をいろいろととっていました。
シリーズ前半では、主人公の宇佐美いちかを、「喉なで」した事に始まり、プリキュアデビューでは敵キャラを意のままにしていました。さらに、幹部として登場したジュリオの正体を暴き、ビブリーに至っては、初登場回で変身もせずに「逮捕」してしまうなど、圧倒的な「強さ」を誇っていました。
ところが、中盤以降、彼女の「弱さ」を描く筋立てが増えてきました。
自分としては、あまりにもその存在感と能力の高さが強烈すぎたので、「バランス調整」のために、「弱さ」を描くようになったのでは、と思っています。
しかしながら、いくら「弱さ」を主題にしても、逆に彼女の強さばかりがかえって目立つ、という結果になってしまっています。
今回の話でも、キラ星シエルに「弟子入り」する事により、初登場時における唯一の「弱点」だった、「マカロンを作る技術の未熟さ」を克服してしまいました。
そして、戦闘においても、エリシオを圧倒していました。
このあたり、彼女の持つ強烈な個性が、単に「弱さ」だけを描くことを許さないからだと思っています。
いよいよ残り一ヶ月となりました。しかし、この琴爪ゆかりの留学問題並びに、三ツ星ニャンコ問題が、どう決着がつくのか、非常に気になる所です。
最終決戦と並行して、そのあたりがどのように描かれるのか、非常に気になっています。