13年半の連載で初となる二本立てでした。
一本目のキラ星シエル話は、映画の予告編という話でした。
今回の映画は、キラ星シエルが師匠超えを目指して、皆でパリのスイーツコンテストに出る、という筋立てです。
その「師匠超え」について、宇佐美源一郎に語らせる、という展開でした。
二本目は、有栖川ひまりが、自ら作った「惚れ成分入りチョコレート」を大量摂取した結果、目の前にいた、立神あおいに恋心を持ってしまう、という話でした。
「惚れ薬」ネタは、これまで様々な作品で読んだことがありました。1
しかし、このように、自らが作った「惚れ薬」を摂取して、恋心を抱いたてドキドキしながら、きちんと「あおいちゃんは大切な友達なのに…恋しちゃうだなんて」ときちんと自己分析して、「ギュッとしてやるから、カモーン」と「恋」を歓迎している立神あおいを突き飛ばして、木の上に逃げる、という展開は極めて斬新でした。
そして、同じく、木登り能力がある、琴爪ゆかりが、「恋心」を抑制する成分の飲み物で解決する、という決着のつけかたにも感心させられました。
そして、琴爪ゆかりは、自分の恋愛観について語ります。
その相手が誰なのかは、単行本の描きおろしをみれば、だいたい見当がつきます。
そちらのほうが、今後、どのように描かれるのだろうか、と思ったりもしました。
あと、「惚れられた」と知った、立神あおいが、特に戸惑うことなく、抱きしめようとした、というのも興味深い描き方だと思いました。
単なる悪ノリなのか、別の意図があったか、気になる所です。
今回も、大変おもしろかった、有栖川ひまりと立神あおいがの「レッツ ら まぜまぜ」でした。