アラモード33話

 そもそも、スイーツを楽しむ意味があるのか、キラキラルを奪われるデメリットのほうが大きいのではないのか、という、本シリーズの主題そのものを考察した話でした。
 そして、前回、ノワールの呪縛から解かれたビブリーが、キラパティデビューした話でした。
 また、前回の100年前の世界を跋扈していた、敵キャラ・ディアブルが、現代に蘇った話でもありました。

 長年繰り広げられたノワールとの闘い、さらには、新敵キャラ・ディアブルの驚異的な力を見て、琴爪ゆかりが、「そもそもスイーツがなければ」と発言します。
 それを受けて、有栖川ひまりも、「スイーツはエンプティフード・栄養的には空っぽ」と呼ばれている、と話しました。
 そこから、各自がスイーツを作る意義を考える、という展開になります。
 結果は、美味しくて楽しくて、皆にも親しまれているから、と存在意義を再確認する、というものになりました。
 ただ、今ひとつピンときませんでした。
 たとえば自分は酒好きです。飲まないほうが財布にも肝臓にもいい事は重々承知していますが、辞める気はありません。飲むと楽しいからです。
 他の趣味・嗜好なども同様でしょう。率直に言って、これを掘り下げるなら、もっと深く描いてほしかったと思いました。

 キラパティに来たビブリーについては、これまでの性格を活かしつつ、仲間として溶け込んでいく過程が巧く描かれていたと思いました。
 今後、どのような展開になるのかわかりませんが、ぜひとも最終回まで幸せに過ごして欲しいものです。
 あと、今回は、雨の描写がありました。皆が、キラパティおそろいの傘をさすのですが、琴爪ゆかりだけは、自分のカラーにあわせた傘をさしていました。細かいところですが、彼女らしさが上手く描かれていると感心させられました。

 次回は、琴爪ゆかりがネコに変身して、妖精キラリンと「対決」する話です。何がどうなってそうなるのか、全くもって謎な展開です。
 あと、なぜ「変身」するのが、主役の宇佐美いちかでなく、琴爪ゆかりなのか、気になりました。やはり、彼女の人気と存在感の賜物でしょうか。
 非常に楽しみなのですが、仕事の関係で、10月22日まで非常に忙しくなります。したがって、その間は、ブログは縮小運営になります。日曜のうちに、短めの感想を書く、という形になります。
 お読みいただいている方にはご面倒をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。