アラモード17話

 宇佐美いちかがキラキラルを奪われた話でした。
 予告を見た時は、彼女を他のプリキュアが助ける展開になるのだろうか、と思っていました。
 しかし、プリキュアが闘っているのをよそに、宇佐美いちかがクッキーを作り、その間にキラキラルが自己修復する、という予想外の展開となりました。
 ただ、ジュリオの背景がよくわからないので、彼の心情が今ひとつ伝わらない話でもありました。

 前半部は、宇佐美いちかと黒樹リオの会話で進みます。
 家に入ると、それまで「いいひと」を演じていた黒樹リオの態度が豹変します。
 ただ、それは陰謀のためというよりは、宇佐美さとみが、家を夫と娘に任せて、自分が海外で「好きなこと」をやっている事を、本気で批判しているような感じでした。
 一瞬、そのキーマンと思しき人物の姿が描かれました。その人と、ジュリオに何かがあった、という事なのでしょう。
 しかし、見ているほうは何が何だかわかりません。これまで、面白い伏線の使い方をしていましたが、今回については、ちょっと凝りすぎたと思いました。

 戦闘シーンでは、ジュリオが宇佐美いちかのキラキラルを使って、プリキュア達の技を相殺したうえで反撃していきました。
 ただ、カスタードイリュージョンについては、一度よけておいて、そのあと、同じ技を出していました。
 もしかして、現時点における単独技では、カスタードイリュージョンが最強なのかも、と思いました。
 あと、宇佐美いちかが復活して、闘いの場に登場します。その時、有栖川ひまりがまず「いちかちゃん…」と言い、続いて、剣城あきらが「キュアカスタード…」と言っていました。
 その後、宇佐美いちかが、ジュリオを攻撃しながら「いちか印のキラキラル、賞味期限はないのだ!」と叫びながら技を出すと、有栖川ひまりは「いちかちゃんらしいですね」と言いました。
 盛り上がると、変身中に「本名呼び」をする、というのは、これまでもよくありました。ただ、このような感じで使うのは、珍しいと思いました。これが有栖川ひまりの個性なのだろうな、とも思いました。

 次回は、新たな敵「ビブリー」が登場します。ジュリオは退場というわけではなさそうです。その位置関係がどうなるかも気になるところです。
 また、彼女が最初に使う作戦が、最近話題の「ポスト真実」であるのも興味深いところです。どんなキュラなのか、大変楽しみです。