琴爪ゆかりというキャラの、桁違いの能力の高さが存分に描かれた話でした。
以前から、彼女と剣城あきらが、黒樹リオに疑問を感じている、という描写は色々とありました。
とはいえ、このような手段で、黒樹リオの正体を暴いてしまうとは思いませんでした。
前回並びに13話とあわせ、本当に凄い話を連発してくるものだと驚かされました。
もともと、黒樹リオを疑っていた琴爪ゆかりが、その正体をどう暴くかの過程を非常に緻密に描かれていました。
当然の事ですが、黒樹リオは、自分の正体を隠す事により、プリキュアへの優位性を保っていました。
これまでも、そのような潜入敵キャラはいました。それに対し、プリキュア達は、正体に気づかないまま、純粋な心で、敵キャラの心を変える、という流れが定番でした。
それに対し、琴爪ゆかりは、そちらが正体を隠すなら、こちらは「偽りの正体」を作って、罠にはめる、という作戦を取ったわけです。
加えて、あえて自分の特技である茶道の場に黒樹リオを誘い、本人が完璧にこなしたつもりの作法から、その裏に潜むものを読み取っています。その上で、「存在しない姉の話を語る」という作戦を使った、というのも凄いと思いました。
しかも、彼女は、冒頭の「次のターゲットは自分の関係者だろう」と思っていたところから、この展開を楽しんでいたふしがあります。
本当にスケールの大きなキャラだと思いました。
その一方で、彼女は、プリキュアの仲間たちと一緒に過ごす時間の事をとても大切に思っている事もきちんと描かれていました。
それゆえに、今回、彼女の一人舞台となった話でした。しかし、「別に、琴爪ゆかりだけがいればいいじゃん」という気持ちに視聴者をさせませんでした。
そのあたりの描き方にも感心させられました。
とにかく、琴爪ゆかりは凄すぎます。会話するときなどは、自然と「ゆかりさん」と「さん」付けしてするようになってしまいました。こういうキャラに出会ったのは15年ぶりでした。これからも本当に楽しみです。
もともと面白いシリーズですが、特に今月に入ってから、その面白さにアクセルがかかった感じになっています。
仕事が多忙で、ブログを縮小運営しており、じっくり感想が書けないのが残念に思えてくるほどです。
仕事が落ち着き、もし時間が取れたら、この話および、13・15話の感想をじっくり書きたいものだ、ともどかしく思ったほどでした。
次回は、宇佐美いちかのキラキラルが奪われる話です。正直、精神操作ネタは苦手なのですが、これについては、それによって、彼女の心の強さが描かれる話になるのでは、と期待しています。