相変わらず都内各所に発生しつづけるエネルギー反応の意味がわからず、苦悩しつづける白金と赤坂。わからないついでに「決戦が近い」などという理由で、いきなりカフェミュウミュウを臨時休業させてしまいます。前回、慰安バーベキューと偽って仕事をさせた事が顰蹙を買ったので、その埋め合わせという意味もあるのかもしれません。
というわけで、五人はそれぞれ臨時休暇を過ごします。れたすは店に残り、赤坂に手伝ってもらったケーキを白金と食べます。部分的にはいい場面なのですが、いかんせん、話全体における二人の位置付けが定まっていないので、ただの一場面に終わっています。さらに、このあたりの作画がかなりアレなのも、盛り下がる原因となっているのですが。
ざくろさんは街中を散歩し、歩鈴は家で弟妹と遊びます。そしてみんとは自宅でばあやの淹れたお茶を飲みつつ、「もし明日世界が滅びたら?」と尋ねます。このあたり、五人の中で過剰なまでに「地球の存亡」を意識しているみんとらしさが出ています。それに対するばあやの返答は、「いつも通りの一日を過ごす」というものでした。もしかしたら彼女は、みんとが隠しているミュウミュウの戦いの事を何となく分かった上で答えているのかも、などとも思いました。いずれにせよ、この場面はミュウミュウの中でかなり好きな一こまです。ちなみに私の場合、もし明日地球が滅びるとしたら、とりあえずミュウミュウの神作監話とプリキュア第8話だけは見ておきたいです。
で、いちごですが、当然ながら青山に会いに行きます。しかし、部活も無断欠席し、家にもいません。前回の話で能力が解放された副作用なのか、怪しげな目つきで街を彷徨っています。その青山に対し、キッシュが「奴の力を手に入れて母星を救う作戦」を提案します。前回の言動だと、「青山=ディープブルー」に気づいていたような感じでしたが、実はそうではなかったようです。タルトは賛同しますが、パイは当然ながら拒否。キッシュに決別宣言みたいな事を言い、去っていきました。
そのキッシュの作戦は、500体のキメラアニマを放ってミュウミュウの注意をひき、その間に青山をつかまえて、その「スピリッツ」を奪おう、というもの。それはいいのですが、「ディープブルーとして覚醒させる」ならともかく、その強大な力を奪ったところで、どうやって母星を救うのでしょうか。それが母星の環境の改善なのか、地球征服を達成して仲間を呼び寄せるのか、という所も含め、よくわかりません。ついでに言うと、囮に500体は多すぎるような気がしないでもありません。
いずれにせよ、作戦は実行。そしてキッシュとタルトは青山を発見し、スピリッツを奪おうとしますが、うまくいきません。そこにいちごが現れますが、そのいちごの何かに反応したのか、青山の体が発光。都内各所のエネルギーを集め、一度蒼の騎士になった後、さらなる変身を遂げ、ディープブルーになりました。蒼の騎士との違いは、黒髪・冷酷そうな目つき・そして服の裾が締まっているいる事です。したがって、彼が蒼の騎士同様に半ズボンをはいているかどうかは、謎に包まれています。
というわけで、瓢箪から駒みたいな感じでディープブルーが覚醒。いよいよ話は最終回へと向かい始める、という所でこの話は終わりました。