なかよし2016年10月号「魔法つかいプリキュア」

 花海ことはが津成木第一中学校に転入してくる話でした。
 魔法同様、学業・スポーツ、さらには人間性まで非の打ち所のない「完璧超人」という設定で、あっという間に学校のスターになります。
 その花海ことはを、部活の「カリスマ部長」たちが争奪戦を繰り広げる、という話でした。

 オチとしては、全ての部活に義理立てした花海ことはが、過労で倒れ、その結果として、自ら「ラブラ部」なる部活を立ち上げる、というものでした。
 全てにおいて万能な花海ことはも、さすがにスタミナは無限ではなかった、という形で弱点(?)を描いた、という事なのでしょうか。
 部活の争奪戦といえば、「マックスハート」単行本6話で、美墨なぎさと雪城ほのかが、九条ひかりを自分の部活に入れようと争奪戦をした話がありました。
 それがかなり面白かった事もあり、率直に言って、内容的に新鮮味はありませんでした。
 ちなみに、今回のオチの「ラブラ部」も、その話でメップルとミップルが「創設」していました。

 花海ことはがプリキュアになってから、単行本描きおろしも含め、漫画版が前半ほど盛り上がっていないように感じます。
 花海ことはが「完璧超人」すぎて、逆にキャラの個性を描きづらい、という事があるのだろうか、などと思っています。
 後付でいいので、何か面白いキャラ設定をして、彼女のキャラが深く描かれるところを見たいものだ、と思っています。