新コスチュームと新アイテムの宣伝回で、戦闘が大半を占めていました。
そんななか、少ない日常描写に、色々と印象に残る描写がありました。
また、戦闘の描き方も斬新なものがあり、色々と楽しめた話でした。
カタツムリニアに車内販売が来て、またもや冷凍みかんを購入します。その冷凍みかんを、十六夜リコの魔法で解凍します。これまで、失敗続きだったのですが、今回はついに成功します。
序盤から、冷凍みかんにえらくこだわっていましたが、このような成長のバロメーターで使うためだったようです。他にも、含みがありそうで、今後共、この冷凍みかん描写が楽しみです。
そして、四人でみかんの房を持って「乾杯」をしたのも面白いと思いました。
続いて、ラブーの襲撃となるのですが、その衝撃で、網棚からスーツケースと一緒に寝袋・ヤドネムリンが落ちてきた、というのも芸が細かいと感心しました。
戦闘のほうは、最終形態になったラブーに当初、三人は圧倒されます。格闘において、ラブーが相撲の動作を取り入れていたのも斬新だと思いました。
その圧倒的な力に、三人は吹っ飛ばされ、離れ離れになって異空間に浮かびます。
ここで、三人がそれぞれ、自分の「弱さ」に対して涙していました。このような描写も、プリキュアではかなり珍しいのでは、と思いました。
他にも、音楽の使い方など、かなり斬新な描き方をしていると思いました。
そして、最後は、新アイテムと新形態で新たな力を得て、ラブーを倒していました。朝日奈みらいと十六夜リコの帽子が大きくなっていた事が印象に残りました。
そして、闘いを通じ、十六夜リコは、前回から持ち続けていた「立派な魔法つかいになった後、自分は何をしたいのか」という疑問に一つの回答を得ます。
「立派な魔法つかい」も「立派な魔法」もわからない。ただ、魔法で頑張ったおかげで、朝日奈みらいや花海ことはと繋がる事ができた、それでいい、と思うようになったのです。
このような形で、自分の中に産まれた否定的な感情を克服した、というのも非常に興味深い描写だと思いました。
次回は、花海ことはが津成木第一中学校に転入してくる話です。
どのような学園生活を送るのか、それを朝日奈みらいと十六夜リコがどうフォローするのか、さらには、魔法目撃の天才である勝木かなが、どのように絡んでくるのか、色々と楽しみです。