なかよし2015年12月号「プリンセスプリキュア」

 このシリーズのコンセプトである「強く、優しく、美しく」を主題にした話でした。
 ミス=シャムールによるプリンセスレッスンの一環という事で、四人が騎馬戦・猫の治療・ダンスで、競争をします。
 ミス=シャムールは、騎馬戦で優勝した紅城トワには「強さ」、猫の治療で優勝した海藤みなみには「優しさ」、ダンスで優勝した天ノ川きららには「美しさ」の称号を与えます。
 何一つ称号をもらえない春野はるかは、ちょっと落ち込みますが、最後の競技に出ないかと言われるっと、一瞬断るようなしぐさを見せますが、すぐに参加表明をしました。

 その最後の競技は、自然の中のマラソンでした。
 途中、川沿いの安全な道と、文字通りの「いばらの道」に別れます。
 ここで、海藤みなみと天ノ川きららは川沿いの道を、春野はるかと紅城トワは「いばらの道」を進みます。
 ここで二人きりになった時、紅城トワが「ううふ、思い出しますわ。出会った時のはるかを」と言います。そこで8月号の回想が一コマ出ていました。この場面は印象に残りました。
 そして、このマラソンは春野はるかが優勝しそうになります。ところが、その瞬間、ミス=シャムールや七瀬ゆいが審判&応援のために乗っていた気球に穴が空き、墜落してしまいます。
 それを、四人で助け、皆無事でしたが、春野はるかの優勝はフイになります。
 しかし、ミス=シャムールはその行為を減点対象にせず、春野はるかに「まっすぐ」という称号を与えました。
 そして、皆が喜ぶ中、「今日のレッスンで確信しましたわ。ミーの役目の終わりが近いことを…」と涙ぐんでつぶやく、という所で話は終わりました。

 この作品の主題に「強く、優しく、美しく」というのがありました。しかしながら、紅城トワが加入しても、この標語に変化はなく、彼女の変身時の台詞は、三人が「強く…」を言ったあとに、「Go!」と言う、というものでした。
 このあたり、アニメで引っかかっていたのですが、さすがは上北さん、という感じで、その疑問を完璧にフォローしていました。
 あと、最後のミス=シャムールの台詞を読んだ時は、改めて、このシリーズも終盤に向かっている、という事を認識させられ、少々寂しくも思いました。