前半は、ひたすら落ち込む春野はるかと、クローズの前に手も足も出ないプリキュアたちが描かれる「鬱展開」でした。
その落ち込んでいた春野はるかですが、後半に入ると、自分がなぜ「プリンセスになりたい」という夢を持ったのかを思い出します。
そして、その最初に夢を持った幼少時の自分にお礼を言って夢を取り戻し、再び変身します。
その勢いでカナタも記憶を取り戻し、最後には新必殺技のお披露目、という筋立てでした。
前半部分はずっと暗い展開が続きました。
特に、春野はるかが「デッドフィッシュアイ」になって涙を流す描写を見た時は、「この涙がプリンセスパフュームに落ちると、パフュームがグリーフリード化してしまうのだろうな」などと思いながら見ていました。
後半は、春野はるかが自らの力で、自分が「夢」を持ったこと、さらにはそれに向けて努力していた過去を思い起こし、それで夢を取り戻し、再びプリキュアになります。
この回想シーンにおいて、両親を登場させ、その時その時の、母と父の会話を描いていたのは上手いと思いました。
また、その戦闘において、変身中であるにもかかわらず、「本名呼び」で会話する場面の印象に残りました。「大切なところで本名」はシリーズの定番ですが、何度見ても嬉しくなります。
他にも、作りての力の入り具合がいろいろと感じさせられた話でした。
次回は、再びホープキングダムに行くようです。時期も時期ですし、いよいよ「終わりの始まり」になるのでしょうか。楽しみでもありますが、一抹の寂しさも感じます。