海藤みなみの「将来の夢」に関する話でした。
それに影響を与えた、一見、近所の水族館スタッフのような形で登場し、実は、海藤グループが以前からスカウトしていたほどの著名な海洋学者である、ゲストキャラ・北風あすかが登場していました。
前半は、その北風あすかの紹介という形で、「水族館アニメ」みたいな形になっており、それが楽しめた話でもありました。
また、海藤みなみの両親である、海藤つかさ・海藤ますみが初登場した話でもありました。
前半部では、海藤グループの持つ客船・シードリーム号の桁違いの豪華ぶりと、北風あすかに案内された五人が海の動物とふれあう描写が中心でした。
とりあえず、シードリーム号という名前を見た時は、昔、土日の京葉線に走っていた「快速マリンドリーム号」を思い出し、懐かしく思いました。
また、北風あすかがガイドする水族館めぐりですが、アシカとアザラシの違いの説明がありました。自分もはじめて、この両者の違いを知ることができました。
また、これを見た時は、無印における、雪城ほのかの「薀蓄女王」を思い出しました。そして、今回の「アシカとアザラシ」同様、「オハギとボタモチの違いを知ったのもプリキュアだったな」などと思ったりもしました。
また、その時の一挙一動から、海藤みなみの才能を見抜き、北風あすかは、海藤家のパーティーに参加します。
そこで、以前から海藤グループの専属にと声をかけていた海藤つかさとばったりあい、再び勧誘をうけました。
ここで、海藤つかさの話し方が、先ほどの「娘の友だちを迎えた父親」から「ビジネスのため世界的学者を囲い込もうとしている経営者」と変わっていたのも面白いと思いました。
しかし、露骨に研究資金の話までして勧誘する海藤つかさに対し、北風あすかは「自由」を理由に断りました。
そして、戦闘終了後は逆に、海藤みなみに対し、同じ道を歩むよう「逆スカウト」しました。
それを聞いた海藤みなみが、物心ついてからずっと当然だと思っていた「海藤グループの経営に参画する」という将来の夢にゆらぎを感じる、というところで話は終わりました。
アシカとアザラシの違いを知った事もあり、なんか、アニメで水族館見学をしたような気分になった話でもありました。
そんな中、海藤みなみの海への想い、北風あすかとの交流を通じての、「新たな将来の夢が芽生える」という主題を興味深く描いていました。
また、北風あすかを見るやいなや、「いい父親」から「冷徹なビジネスマン」になった海藤つかさの描写も印象に残りました。
ところで、前回はすっかり「ヴァイオリン屋の店員」が板についていたカナタですが、今回は、王子かつ、プリキュアチームの世話役、という感じで動いていました。もしかして、いつの間にか記憶を取り戻したのだろうか、と思ってしまったほど、洗練された言動を見せていました。
次回は、文化祭での演劇話です。これまでのプリキュア史を見ると、文化祭は二話かけて作ると名作、一話だけだとあまり印象に残らない話、という印象があります。
そのパターンを覆してくれるといいのですが…。